東プレ岐阜事業所に導入された「MISUMI floow」
株式会社ミスミグループ本社が提供する「MISUMI floow(フロー)」は、間接材トータルコストダウンサービスとして、多様な業種で注目を集めています。この度、自動車用プレス部品や空調機器を取り扱う東プレ株式会社の岐阜事業所がこのシステムを導入しました。
導入背景
東プレは、自動車部品、定温物流関連製品、キーボード、空調機器など、さまざまな製品を製造・販売する企業であり、岐阜事業所は空調機器生産の重要な拠点です。ここでは、多種多様な消耗品の管理が課題になっていました。特に、属人的な運用が影響し、欠品や過剰在庫、さらには緊急手配が常態化しており、品質保証リスクを伴う代替品の調達は精神的な負担を増大させていました。
そんな中、東プレは「MISUMI floow」を導入することに決め、属人性からの脱却を図ることにしました。このシステムの導入により、自販機を活用した商品管理を実現し、業務の可視化を目指しています。
システム導入の効果
1. 業務の仕組み化
導入前は、発注や棚卸、現場からの持ち出し連絡など、不定期で煩雑な業務が多く、管理者にかかる負担は非常に大きいものでした。このような状況の中、「MISUMI floow」の導入は、自販機を通じた自動補充の仕組みを実現し、棚卸や注文・納品作業の手間を大幅に削減しました。自販機の取り出し口が光ることで必要な品を簡単に見つけられるため、受け渡しの手間も解消されました。
2. 精神的負担の軽減
これまで欠品が発生した際の緊急手配は、時間的な負担だけでなく心理的な負担も伴っていました。しかし、導入後は在庫数が自動で管理データに反映されるため、確認や集計作業が不要に。これにより、時間効率が向上し、精神的な安定を実現しました。
3. セキュリティの確保
また、自販機の利用者記録が顔認証によって管理されるため、在庫や利用データが可視化され、透明性が確保されます。これにより、異常値の早期発見や棚割の改善が可能となり、より現場に即した運用が実現します。
現場の声
岐阜営業所の製造課課長、佐橋佳法様は「MISUMI floow」の導入がもたらした信頼性とコスト根拠の明確さが、会社内での説明を容易にしたと語ります。導入後には社長からも高評価を受け、経営層と現場の理解が一致したことが導入の大きな成果となりました。
また、係長の杉山仙明様も、手動で行っていた発注業務が自動化されることで、管理者の負担が大幅に減少したと述べています。将来的には、自販機による消耗品管理が日常的に行われ、現場が在庫や発注を気にせず作業できる環境を整えたいとのことです。
結論
「MISUMI floow」は、今後の製造業においても重要な役割を果たすことが期待されています。このシステムの導入を通じて、東プレ岐阜事業所は効率的な業務運営を実現し、社員が本来の業務に集中できる環境を構築しました。デジタル革新がもたらしたこの新しい管理手法は、他の企業にも影響を与えることでしょう。これからも「MISUMI floow」が、多くの企業の業務効率化に寄与することを期待しています。