名宝物語の旅
2025-12-08 10:56:58

大阪市立美術館が開館90周年迎え特別展を開催!

開館90周年記念特別展「全力!名宝物語」



大阪市立美術館は、2026年で開館90周年を迎えます。その歴史を祝うために、特別展「全力!名宝物語 ―大阪市美とたどる美のエピソード」が開催されることが決定しました。この展示では、美術館の名宝を中心に美の物語を紐解く貴重な機会となります。

美術館の歴史とアイデンティティ



1936年に設立され、長い歴史を有する大阪市立美術館。この美術館は、東洋美術の殿堂として世界的に知られています。設立当初からのコレクションは、財界や文化人のコレクションを譲り受けたもので、時代を超えて美術品が語りかける物語や、日本の美術史を体現しています。本展では特に重要な著名なコレクションを通して、美術館のアイデンティティがどのように形成されてきたのかを探ります。

展示される名宝の数々



本展では、開館90周年を記念するにふさわしい約170点の美術品が展示されます。これには、上村松園による絵画「晩秋」や、重要文化財である「仏涅槃図」、さらには国宝の「目無経」など、見るものを圧倒する名作が含まれます。これらの作品からは、美術作品が持つストーリーや、制作者の創造性と努力が伝わってきます。例えば、上村松園の作品は女性として初めて文化勲章を受章した画家のもので、細部にわたる精緻な描写が印象的です。

美術館は物語の宝庫



美術館には単なる作品だけでなく、各々の名宝が語る物語も数多く存在します。本展のテーマは、各作品が持つ深い物語や背景を掘り下げ、来館者に視覚的に伝えることです。展示品には、名宝の寄贈者の名前や、その作品が持つ実用的な意味、信仰の対象とされた歴史的背景が描かれます。

未来への継承



特別展の最後では、文物を後世に継ぐための研究や修復作業についても触れられます。技術の進化により、過去の作品が現在の視点でどのように生かされているのか、未来の世代への継承の方法についての重要性が示されます。探索の旅を通じて、一人一人が美術の奥深さに触れ、自らの物語を見つけ出すことができるでしょう。

開催概要



  • - 会期: 2026年4月25日(土)~6月21日(日)、展示替えあり
  • - 開館時間: 午前9時30分~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
  • - 会場: 大阪市立美術館(天王寺公園内)
  • - 入館料: 一般1,800円、高大生1,200円(前売り950円)
  • - 休館日: 月曜日(5月4日は開館)

この特別展は、開館90周年を迎える大阪市立美術館の歴史を祝う大きなイベントです。名宝の数々を通じて、美術の持つ奥深い物語に触れる絶好の機会です。ぜひ、訪れてその目で確かめてみてください!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

関連リンク

サードペディア百科事典: 特別展 大阪市立美術館 名宝物語

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。