声優たちが思い出のアニメを語る公開生放送の魅力に迫る！

声優たちが贈る思い出のアニメソングトーク

2025年5月4日、栃木県宇都宮市で開催された「とちてれ☆アニメフェスタ2025」内の特別番組として、声優・緑川光がMCを務める「月刊光おにいさんと一緒♪SP特番」が公開生放送されました。本番組では、声優界の大御所古川登志夫氏と新鋭の阿部敦氏がゲスト出演し、観客とオンライン視聴者を魅了しました。

放送開始前から期待が高まっていたイベント。会場には多くのファンが詰めかけ、オンラインでも熱い視聴が繰り広げられました。緑川氏は古川氏に対し、「子どもの頃から知っている声優さんを招くことができるなんて夢のようだ」と語り、緊張感が漂う中、オープニングトークが始まりました。

思い出のアニメソングへの愛

番組のメインコンテンツは、事前に集めたアンケートをもとに語られる「思い出のアニメソング」でした。古川氏が挙げたのは「宇宙戦艦ヤマト」。彼は、当時憧れていた声優の姿を真似ていたことを振り返り、「ただの『追っかけ』だった」と笑いを誘いました。緑川氏はその発言に感銘を受け、古川氏の偉大さを再認識しました。

緑川氏自身も、古川氏が出演していた「戦闘メカザブングル」や、数々の名作を挙げつつ、思い入れの深い楽曲がいかに人生に影響を与えたかを熱弁しました。一方、阿部氏は『シティーハンター』を取り上げ、特に「GET WILD」が流れていた当時の自分を懐かしがり、観客との共感を生み出しました。

視聴者のコメント欄には、時代を超えたアニメへの愛情が溢れ、盛り上がる様子が見て取れました。

スペシャルゲストの登場

放送の後半に差し掛かると、特別ゲストとして栃木県の郷土玩具「キブナドン」が登場。キブナドンは、黄ぶなが怪獣になったキャラクターで、会場は大いに盛り上がりました。出演者たちは、キブナドンに自ら声を当てるコーナーを実施し、笑いが絶えない時間を提供しました。阿部氏はチャラ男風の声で、古川氏は「ドラゴンボール」ネタを交え、緑川氏はクールなイケボで「キブナイト」のセリフを披露し、視聴者から熱い反響が寄せられました。

未来への期待

番組の最後には、ゲスト二人が色紙に言葉を書き、感想をシェアしました。阿部氏は「キブナドンの未来は明るい」との言葉を残し、再び3人で作品を作りたいという夢を語りました。古川氏も「夢は必ず叶う」と願いを込めたメッセージを書き、観客の心に響かせました。

この特番を通じて、声優たちがどのように思い出のアニメと向き合い、観客に楽しさを提供しようと奮闘しているのか、その裏側を垣間見ることができました。ファンにとって忘れられない一日となった「月刊光おにいさんと一緒」の特番は、これからの展開にも期待が寄せられます。

番組レポートは、ニコニコ生放送で配信された映像を通じても楽しむことができ、チャンスを逃した方にはタイムシフト視聴の機会も用意されています。これは、アニメファンならずとも楽しめる内容でした。ぜひとも、次回の放送にも要注目です！