多職種連携授業
2025-11-01 23:36:41

岡山大学が多職種連携授業を通じて学生の視野を拡げる

岡山大学での多職種連携授業の実施について



国立大学法人岡山大学(所在地:岡山市北区)は、2025年9月19日に医療系学部の合同授業『チーム医療実践(行動科学Ⅳ)』を実施しました。この授業では、医学部、歯学部、薬学部の学生が参加し、高年次の288名の学生が一堂に会し、専門職の連携について学びました。

参加学生の構成


授業には、医学部から113名、保健学科から65名、歯学科から48名、薬学科から17名の学生が参加し、合計286名が同じテーマで議論を展開しました。参加者の多様なバックグラウンドが、より広い視野からの意見交換を促進し、医療の現場におけるチーム医療の重要性を再認識させる機会となりました。

授業の内容


今年度のテーマは、肺癌患者の初診から入院、化学療法、術後支援までの一連の治療過程でした。学生は49のチームに分かれ、シナリオに基づいて問題点を整理し、それぞれの専門職の視点からディスカッションを行いました。医師、歯科医師、看護師、検査技師、薬剤師といった異なる職種が集まり、意見交換が行われました。

学生からの声


授業の終わりには、参加した学生たちからは「他学部の仲間と一緒に治療方針を考えることで、見えなかった患者への配慮や検査の重要性を理解できた」という感想が寄せられました。また、別の学生は「多職種が協力して取り組む意味と意義の重要性を実感できる貴重な経験だった」と述べました。このように、学生達は実際の医療現場での協力の大切さを身をもって感じた様子です。

岡山大学の取り組み


今後も岡山大学は地域中核・特色のある研究大学として、学生たちに向けた多職種連携の授業を通じて、幅広い視点からの学びを提供していく計画です。ここで培った知識や経験は、将来的な医療の発展に寄与することでしょう。

岡山大学は、地域と社会に密着し、学生と共に成長する場を提供し続けています。この取り組みからの進展に注目が集まります。地域や医療に貢献するため、次世代を担う医療従事者たちが培った経験は今後の医療現場でも活かされていくでしょう。

教員や学生が一体となって協力し、持続可能な医療の実現へ向けた取り組みを進める岡山大学に、今後も期待が寄せられています。


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