大阪の老舗靴メーカーが子ども向けの新たな挑戦
大阪を拠点に59年の歴史を持つ株式会社アドニスが、子どもたちの足の健康を考えた新しい事業「ASHIIKU」を始めました。成長期を迎える子どもたちの足を支えるため、足圧測定を行い、その結果をもとに設計されたインソール「コアフィックス Jr.」が、2026年10月15日より販売される予定です。
子どもの足の重要性
成長期の子どもの足はその後の身体の発育において非常に重要です。当社は長年にわたり靴作りに携わっており、足の形や健康状態に関するニーズの変化を肌で感じていました。このため、子ども用インソールの開発に着手したのです。近年、多くの保護者から「子ども用のインソールを作ってほしい」という声が寄せられており、この取り組みはまさに時を得たものだと言えます。
「ASHIIKU」プログラムの概要
「ASHIIKU」は、子どもの足に関する意識を高めるためのプログラムで、3つの柱で構成されています。
1.
足圧を測る: 2026年8月22日から足圧測定が始まり、初めに27名の子どもたちの測定を行いました。今後さらに多くの子どもたちを対象に測定を行い、より多くのデータを集める予定です。
2.
足について知る: 親たちに向けて、成長期の足に関する情報を発信し、意識を高める機会を提供します。日常生活ではなかなか意識されることの少ない子どもの足について、親子で理解を深めるコーナーを設けます。
3.
靴で使う: 使いやすいインソールを提供し、通常の靴の中で無理なくサポートできるようにします。「コアフィックス Jr.」はカット不要で、上履きや運動靴にそのまま入れたまま使える設計となっています。
「コアフィックス Jr.」の特徴
「コアフィックス Jr.」は、子どもの成長に合わせた2サイズ展開で、価格は4,950円(税込)です。3点支持構造を採用しており、足のかかと、母趾球、小趾球をしっかり支え、身体の動きをスムーズにサポートします。特許出願中のラウンドボトム構造が特長で、体重移動を自然に行えるようになっています。
さらなる展開と研究
大人向け製品「コアフィックス」については、神戸大学医学部整形外科との共同研究を行っていて、今後の子ども向け製品にも役立てる情報が得られることが期待されています。このプログラムは、「大阪ヘルスケアビジネスコンテスト2026」にも参加し、さらなる注目を集めています。
未来の足を守るために
今後、足圧測定に協力してくれる団体を募集しており、目標は学校やスポーツ団体など子どもが集まるところでの測定機会を広げることです。アドニスの松井代表は、「測って知って、使っていただく。この順番が大切だと思っています」と語ります。足の健康は成長期において特に重要なので、この機会にぜひ参加してみてください。足の健康を考える新しいプログラムに期待が高まります。