『ジゼル』東京公演
2025-04-28 19:18:53

東京文化会館で上演!パリ・オペラ座バレエ団の新星が贈る『ジゼル』

パリ・オペラ座バレエ団の期待の新星が舞台を彩る



東京文化会館で『ジゼル』を上演



2025年6月14日(土)と15日(日)、東京文化会館にて、名作バレエ『ジゼル』が上演されます。この公演では、パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、ブルーエン・バティストーニが主演します。彼は2017年にバレエ団に入団し、2021年にはコリフェ、2022年にはスジェ、そして2023年にはプルミエ・ダンスーズに任命され、昨年ついにトップの座に就任した若き才能です。相手役にはアンドレア・サーリが務め、彼もまた今年1月にプルミエ・ダンスールに初任命されています。日本の舞台でこの2人がどのようなパフォーマンスを見せるか、バレエファンにとって見逃せない瞬間が訪れます。

主演の魅力



両日のマチネ公演では、主演を務めるブルーエン・バティストーニがその美しい踊りを披露します。彼の存在感と表現力は、観客を魅了することでしょう。その一方、14日(土)のソワレ公演では、青山季可と清瀧千晴の2人が主役を演じます。青山はこの公演をもって全幕主演のラストステージを迎え、清瀧は初めてアルブレヒトを演じる注目の舞台となっています。

青山季可は、幼少期からの実績が豊富で、バレエ団に入団してからもその美しい踊りと容姿でファンを魅了し、多くの作品に主演してきました。先の公演も含め、彼女の舞台での存在感や表現は多くの支持を受けています。一方、清瀧千晴は音楽性が高く評価されており、ダンスール・ノーブルとしての人気も持ち合わせています。彼は青山と共に数々の作品で主役を務めてきましたが、今回の『ジゼル』が彼ら2人にとって特別な意味を持つことは間違いありません。

時代を超える作品の魅力



『ジゼル』は、1955年に牧阿佐美バレヱ団が第2幕を、1969年に全幕を上演開始し、その後改訂を重ねながら60年以上にわたり多くのダンサーたちに受け継がれています。特に第2幕で展開されるウィリたちの群舞は「バレエ・ブラン」として名を馳せており、クラシックバレエの美しさを集約したシーンとして注目されています。観客は、美しい群舞が織りなす幻想的な世界に引き込まれることでしょう。

ストーリー概要



『ジゼル』の物語は中世のドイツに設定されています。可憐な村娘ジゼルは、名も無き若者ロイスと恋に落ちますが、実際には彼はアルブレヒトという公爵であり、他に婚約者がいるという事実を知ってしまいます。この衝撃的な事実に直面し、ジゼルは悲しみから命を落とします。ドイツの伝説では、結婚式前に遭難した娘たちがウィリとなり、夜な夜な通りかかった人々を誘惑して踊り続けると言われています。アルブレヒトもジゼルの墓を訪れ、ウィリたちに導かれてしまいます。ジゼルはウィリとしてもなお彼を愛し続け、彼を守ろうと奮闘します。この物語の中で展開される愛と悲しみのドラマが、観客の心を揺さぶります。

公演情報



  • - 日時: 2025年6月14日(土)13:30開演、18:00開演、15日(日)13:30開演
  • - 会場: 東京文化会館 大ホール
  • - チケット情報: 価格はS席16,000円からD席4,000円まで、各席種が用意されています。詳細は公式サイトをご覧ください。

この素晴らしい公演を見逃さないように、早めにチケットの購入をお勧めします。『ジゼル』の舞台がどのように織りなされるのか、ぜひ目撃してください!


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