地域密着型「エコマミ公開講座」が皆の暮らしをサポートする活動を実施

地域密着型「エコマミ公開講座」が暮らしを豊かに！

株式会社KULが主催する「エコマミ公開講座」では、地域の皆さまを対象にした実践的な講演が定期的に開催されています。香芝市と広陵町と共に開催し、奈良県内の大学と提携して講座を展開。これは、KULが提唱する「“暮らしやすい”をデザインする」というスローガンに基づき、地域の人々が生涯学習や文化的好奇心を追求できる場を提供しています。

開催内容とテーマ

この公開講座は年に二回、6月と11月に実施され、参加者は各回異なるテーマに基づいた講演を受けることができます。過去には「健康・長生き」「趣味・生涯学習」「子育て・教育」「生活・環境」といったテーマが設定され、毎回3名の講師が登壇し、参加者に向けてわかりやすい内容で講演を行います。参加者からは「買い物のついでに参加しやすい」と好評で、地域住民の関心が高まっています。

第８回「エコマミ公開講座」の開催

最新の講座は2025年11月16日にエコール・マミ南館で開催され、晴天の中、参加者約20名が訪れました。この回のテーマは「子育て・教育」に焦点を当て、特に小さなお子様連れの方にも参加しやすい環境が整えられました。フロアマットを敷くなど、子供が遊びながらも講演に集中できる工夫がなされました。

講演内容について

- 第1話：「乳幼児期の“食べる”を考える」

講師：中川愛先生
乳幼児の発達に合わせた食の大切さや、偏食の克服法について議論されました。中川先生は、発達段階に応じた絵本の利用を勧め、参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていました。多くの絵本が会場に並ぶ微笑ましい光景も見られました。

- 第2話：「子どもの心を理解する絵」

講師：永渕泰一郎先生
子供が描く絵にはその内面が反映されており、大人が自らの思考を押し付けないことが重要だと強調されました。参加者も実際に絵を描く体験を通じて、子供の純粋な表現の意義を再認識しました。

- 第3話：「スポーツを通じた算数・数学」

講師：嶽村智子先生
スポーツを題材に、算数や数学の魅力を引き出す方法が紹介されました。サッカーや野球の確率について考えることで、算数への親しみを育む実践的なアプローチが盛り込まれました。

参加者の様子

第８回講座は、多様な講師陣による内容で、参加者からの質問も多く寄せられ、活発な意見交換が行われました。地域住民の子育てや学びへの興味は非常に高く、笑顔溢れる充実した時間が流れました。

KULは、ショッピングセンターの運営だけでなく、地域の皆さんに喜びを提供することを大切にしています。「“暮らしやすい”をデザインする」という思想のもと、今後も地域の知的好奇心を満たし、暮らしに役立つ情報を発信していく予定です。