大阪関西万博の未来を語る「EXPO PLL Talks」
2025年に向けて進行中の大阪関西万博に関連するイノベーショントークイベント「EXPO PLL Talks」が、正式YouTubeチャンネルで開催されました。
このイベントは、株式会社アートローグを主催に公益社団法人2025年日本国際博覧会協会および独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁の協力のもと行われており、アートと社会の関係性を深掘りしています。
ゲストに遠山正道氏を迎えて
第13回目の今回、ビジネスでもアートでも著名な遠山正道氏をゲストとして招きました。彼の会社である「スープストック東京」が成長を遂げる背景には、アートの視点が大きく影響しています。イベントでは、ビジネスとアートを結びつける考え方が語られました。
遠山氏は、「アートは一点ものが最も価値が高いとされ、多くなるにつれて評価が下がる」という視点から、ビジネスにおける価値の見方について話しました。この考え方は、スープストックの成長戦略とも通じるものがあり、彼自身がアートからビジネスを考える手助けになっているといいます。
アフター万博への期待
また、イベントの中で、アフター万博への期待についても語られました。遠山氏は、「万博に関わっているディレクターたちから多くのことを学ぶ機会が得られるはず。そのような環境に身を置くことで、万博をどう見ていくか考えるのが重要だ」と述べ、新たなアイデアや視点を持つことがいかに大切かを強調しました。
このトークイベントは、視聴者にとっても新しい発見や刺激が多いもので、さまざまな角度からの意見を楽しむことができる貴重な機会です。トークの内容はYouTubeで無料公開されているため、世界中の人々が視聴できます。視聴は以下のリンクから可能です。
視聴URL
「EXPO PLL Talks」について
「EXPO PLL Talks」では、アートとビジネスの接点を探るため、さまざまな分野のゲストを招き、それぞれの視点からのトークが行われています。これまでにも多彩な講演者が参加し、参加者に新たなインスピレーションを提供してきました。
このような試みは、アートと社会との関わりを再考するきっかけになるだけでなく、2025年に迫る大阪関西万博をより身近に感じる機会ともなっているのです。
大阪関西国際芸術祭との関連
また、このトークイベントは、2025年の大阪関西国際芸術祭とも結びついており、両者は相互にサポートし合う関係にあります。大阪・関西万博の開催期間中には、国際的な現代アートの祭典が行われる予定です。
そのため、今回のイベントはアートを通じてビジネスを考える一環であり、アート×ヒト×社会の関係を掘り下げるための大きなステップといえるでしょう。
今後も、様々なトークイベントが計画されており、大阪・関西万博の可能性を広げる重要なプラットフォームとなることが期待されています。イベントの詳細や過去の登壇者情報については、公式サイトやYouTubeチャンネルにて公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。