医療DX体験イベント「クリニックDX体験ショールーム」レポート
大阪にて、SB C&S株式会社が主催した「クリニックDX体験ショールーム」が開催されました。このイベントでは、同社が提供するクリニック向けのPOSレジシステム「PayCAS POS for クリニック」を活用し、医療現場のデジタル化の重要性を体験する機会が提供されました。さらに、イベントでは複数のシステムが連携して、診療の流れをいかにスムーズに進められるかが実演されました。
この体験ショールームの目的は、医療機関が直面する業務効率化の課題を解決することです。具体的には、SB C&Sが提供するキャッシュレスサービス「PayCAS」と、株式会社レイヤードの予約システム「Wakumy」、WEB問診「Symview」、ウィーメックス株式会社の電子カルテ「Medicom-HRf Hybrid Cloud」を連携させたデモンストレーションが行われました。
参加者は、診療予約から会計に至るまで、一連の流れを実際に操作しながら体験しました。参加者の声には、「実際のシステムを触れたことで、導入後のイメージが湧きやすくなった。」といった感想が多く見られ、システム間の連携が非常に分かりやすく示されていたことが評価されていました。
また、参加者からは「それぞれのシステムがどう連携するのかを体感できたのは貴重な体験」「キャッシュレス決済の導入が簡単だと感じたため、導入に前向きになれた」といった意見も寄せられました。特に、受付業務の効率化や患者さんの利便性向上が期待されるとのことで、医療現場の負担軽減につながると感じられたようです。
このイベントは、医療機関がデジタル化を進めるにはどのようなサービスやシステムが必要かを具体的に考える機会でもありました。SB C&Sは、医療DXの進展に寄与するため、今後も「PayCAS POS for クリニック」を通じてさらなるサービスの向上を目指します。
各システムの詳細
- - 予約システム「Wakumy」 からは、WEB上での予約がスムーズに行えるメリットが提供されます。このシステムは、診療予約の管理に特化しており、患者の動線を最適化します。
- - WEB問診「Symview」 では、患者が事前に問診票を記入できるため、診察時の時間短縮が可能です。このシステムも、医療現場の効率化に大きく寄与しています。
- - 電子カルテ「Medicom-HRf Hybrid Cloud」 は、医療情報の一元管理を実現。診療過程をスムーズにしつつ、情報の可視化を助けます。
また、「PayCAS」は、30種類以上のキャッシュレス決済手段を提供し、顧客の多様なニーズに応じたサービスを展開しています。これにより、診療所の会計業務負担を軽減し、スムーズな経営支援が実現します。
このように、各システムが連携することで、医療現場の効率を高めると同時に、患者さんへのサービス向上にもつながります。医療の高度化が進む中で、このような体験は今後ますます重要なものとなっていくと考えられます。今後もSB C&Sは、この流れに沿って医療DXの推進を続けていく予定です。