S’YTEの2025-26秋冬コレクション
2025年9月11日より、S’YTEの新しい秋冬コレクションが展開される。このコレクションでは、「アンチモード」をテーマに選定された素材とデザインが特徴的で、ヨウジヤマモト社のカッティング技術とシルエットをしっかりと継承しつつ、現代的なアプローチで新たなスタイルを提案している。
本コレクションのキーとなるのは、チェックジャカード、ツイード、モールスキン等の多様な素材だ。それぞれの素材が持つ独自の表情は、時を重ねるごとに深化し、コレクション全体に豊かさを与えている。
さらに、1961年に創立された日本の名門ジーンズブランド『EDWIN』とのコラボレーションも特筆すべき要素だ。このコラボでは、アメリカントラッドの要素がS’YTEの独特な解釈によって再構築され、伝統と革新が見事に融合している。
クリエイティブなスタイルの提案
ここでは、コレクションに登場する印象的なルックをいくつか紹介する。
Look1:赤のレースプリントが施されたシャツと、かすれたグレンチェックのセットアップをレイヤリングしたスタイルが特徴的だ。長く垂れたシャツの襟が首元に独自の表情を生み出し、ハイウエストデザインのパンツは折り返しによって自由なスタイリングが楽しめる。
Look2:オレンジチェックジャカードのブルゾンとパンツは、古びた錆感のある表情をまとい、インナーのブルーのカーディガンと共に鮮やかなカラーバランスを演出。カーディガンはダブル仕様の前立て、袖口、裾で細部のデザインまで妥協なく仕上げられている。
Look3:レザージャケットとボリュームのあるキュロットを合わせたスタイルで、ワークディテールが特徴だ。キュロットはクレヨンで描かれたメッセージ刺繍にプリント加工が施され、S’YTE特有の退廃的な雰囲気を引き立てている。
Look4:リバーシブルのブルゾンとラップスカートを持つセットアップルックは、着用面によってポケット位置が変わり、異なる表情を楽しませてくれる。外装にはモールスキンクロスが使用され、顔料コーティングによりヴィンテージ感が感じられる仕上がりとなっている。
Look6:立体感を持たせたヨークスリーブが特徴のモッズコートには、裁ち切りのセットアップとリボン付きシャツがコーディネートされ、伝統的なスタイルに遊び心を加えている。アクセントとして付けられたワイドブリムハットが、全体の佇まいを引き立てている。
Look14:古布をパッチワークしたように見えるジャケットは、立体感のあるチェック柄を生み出しつつ、EDWINとのコラボデニムセットアップと組み合わせ感じるニュー・ヴィンテージシルエットに仕上がっている。革ラベルに施されたorangeとYellowのステッチはコラボならではの魅力の一部だ。
展開店舗と情報
コレクションは、以下の店舗及びオンラインストアで手に入れることができる。
- - THE SHOP YOHJI YAMAMOTO
- - S’YTE 渋谷PARCO
- - WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO OSAKA
- - WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO HARAJUKU
- - Ground Y 名古屋PARCO
- - Ground Y+ S’YTE SAPPORO PARCO
限定商品の展開時期が異なる場合があるため、詳細は各店舗を通じて確認されることをお勧めする。
SNSでチェック
S’YTEの最新情報は公式Instagram
@syte_yohjiyamamotoで随時発信されているので、こちらも要チェックだ。これからの季節、S’YTEの魅力を感じるコレクションにぜひ注目したい。