再発膠芽腫治験
2026-05-18 11:28:04

再発膠芽腫への新たな治療法、BNCTの第Ⅲ相医師主導治験開始

再発膠芽腫への新たな希望



大阪医科薬科大学が、再発膠芽腫に対する第Ⅲ相の医師主導治験を開始すると発表しました。この治験は、悪性度の高い神経膠腫に対し、BNCT(ボロン中性子捕捉療法)と呼ばれる新しい放射線治療法の臨床効果を検証する目的で実施されます。

再発膠芽腫とは?



膠芽腫は神経膠腫の中でも特に悪性度が高い腫瘍で、通常の治療法が限られているため、予後が厳しいとされています。特に再発した場合、治療選択肢がさらに狭まり、多くの患者が新たな治療法を模索しています。

BNCTの概要



BNCTは、特定のホウ素薬剤をがん細胞に取り込ませた後、体外から低エネルギーの中性子を当てることにより、がん細胞を選択的に破壊するという革新的な治療法です。この治療法は、がん細胞特有の性質を利用しているため、周囲の健康な細胞への影響を抑えながら効果的にがんを攻撃することができます。

治験の目的と構成



今回の治験では、放射線療法およびテモゾロミドによる治療歴のある再発膠芽腫患者を対象に、BNCTを用いてその有効性および安全性を確認します。この治験は、住友重機械工業のBNCT用の中性子照射装置「BNCT30」と治療計画プログラム「DE-01」、さらにステラファーマが供給するボロファラン(10B)を利用して進められます。

実施施設と契約期間



本治験は、大阪医科薬科大学病院で行われ、被験者の登録や評価観察、生存調査を通じてデータを収集します。そして、20230年6月30日までの契約が成立しており、期間中に効果的な治療法の確立を目指します。

新たな治療選択肢へ



再発膠芽腫は治療の難しさから著しい課題となっており、本治験が新たな治療選択肢を提供することが期待されています。しかし、注意が必要なのは、このプレスリリースが参加者の募集や受診の勧めを目的としたものではないという点です。治験の詳細については、今後発表される予定のjRCTに掲載されることになります。

オープンで革新的な治療法の実現を目指すこの試験は、がん治療における新たな進展をもたらすかもしれません。医療関係者や一般の方々の注目を集める治験となることでしょう。


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