ありがとうの手紙
2025-12-16 12:06:24

感謝の心がつなぐ未来──「ありがとうの手紙コンテスト2025」受賞作品発表

感謝の心がつなぐ未来──「ありがとうの手紙コンテスト2025」受賞作品発表



株式会社ファミリーマートが主催する「ありがとうの手紙コンテスト2025」が、今年も多くの応募を集め、その結果が発表されました。このコンテストは小学生を対象にしたもので、今年は全国から229校・団体、合計3,580通の応募がありました。その中から選ばれた56作品が受賞を果たし、特に文部科学大臣賞やSDGs賞など、数多くの素晴らしい作品が登場しました。

受賞作品の特徴


受賞された作品には、日常生活の中での「感謝」の気持ちがしっかりと表現され、特に今年は社会的なテーマを反映したものが目立ちました。たとえば、米価格の高騰や大阪・関西万博など、今年特有の出来事を背景に、食のありがたみや社会への感謝が作品に込められました。

文部科学大臣賞受賞作品の紹介


その中で最も注目されたのは、文部科学大臣賞に輝いた伊豆の国市立韮山南小学校2年生の金井菜穂さんによる「ミミズさんへ」という作品です。金井さんの手紙は、ただミミズへの感謝を述べるだけでなく、環境問題への意識を促す重要なメッセージを含んでいます。手紙の内容には、ミミズが土壌を豊かにする役割や、食物連鎖における重要性がしっかりと描かれています。一見小さな命でも、それが地球環境に与える影響について考えさせられる力強い作品です。

受賞作の一部とその想い


金井さんは、ミミズが土をふかふかにしてくれることで、自分たちが育てる野菜が元気に育つことに感謝していると言います。さらに、家族にミミズを好きになってもらうために、しらべたことを手紙にしたためた姿勢がとても印象深いです。「ミミズさん、あなたは地球環境を守るために欠かせない存在です」とのメッセージが、手紙全体を通じて伝わってきます。

審査の背景と意義


審査はジャーナリストの池上彰氏を審査員長に据え、厳正に行われました。池上氏は、コンテストが続く中で毎年、子どもたちの素直な感謝の声が集まることを嬉しく思っていると語ります。これまでの17年、日常への感謝の気持ちや、家族や地域の愛情が大切にされてきたことが印象的であり、子どもたちの成長を感じる場でもあります。

表彰式について


受賞者には、2026年1月以降、順次表彰式が行われる予定です。文部科学大臣賞受賞作品には、表彰状と副賞として図書カードが贈られ、他の受賞者にもそれぞれの賞品が用意されています。ファミリーマートでは、このコンテストを通じて、子どもたちが感謝の気持ちを形にする重要さを広め続けています。

まとめ


「ありがとうの手紙コンテスト2025」は、感謝の心を育てる素晴らしい機会を提供しており、これからも多くの子どもたちが心温まる手紙を書くことを期待しています。社会の一員として、自分の周りの人や物への感謝を忘れず、未来に向けて明るいメッセージを発信していくことが求められています。


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