大阪芸術大学の学生が栄冠を獲得
大阪芸術大学(おおさかげいじゅつだいがく)のキャラクター造形学科の学生、吉井輝さんが、2025年11月17日(月)に行われた日本電設工業労働組合の公式マスコットキャラクターコンペティションで最優秀賞を受賞しました。このコンペでは、全国から集まった92点もの応募作品が審査され、吉井さんの作品が選ばれたことは、彼の才能と創造力を証明するものです。
コンペティションの背景
このコンペティションは、日本電設工業労働組合が求める「広く愛され、組合員に使ってもらえるマスコットキャラクター」を制作することを目的としていました。この取り組みを受けて、吉井さんはキャラクター造形学科の教授、有馬啓太郎氏の指導の下、作品制作に励みました。
出品された作品は、組合員による投票によって選定され、その結果、吉井さんのキャラクターが最優秀賞に輝きました。吉井さんのキャラクターは、今後、日本電設工業労組の広報活動における象徴となり、多くの人々に親しまれることでしょう。
表彰式の様子
表彰式では、日本電設工業労働組合の中央執行委員長である下山陽平氏から吉井さんに表彰状と目録が手渡される場面がありました。また、特別賞として「キャラ造賞」が2体選ばれ、里中満智子学科長からも表彰されました。里中学科長は、応募したすべての学生に向けて思いのこもった激励の言葉を贈り、学生たちにさらなる挑戦を促しました。
吉井さんの受賞作品について
吉井さんのデザインしたマスコットキャラクターは、独自のコンセプトを持ち、多様な意味を込めてデザインされています。首元の蝶ネクタイは「人と人との繋がりや絆」を象徴し、お腹のハートは「まごころやおもいやり」を表現しています。また、頭にかぶったヘルメットは「安全や安心」を意識したデザインとなっており、視覚的にも強い印象を与えます。
このキャラクターは、今後の広報活動や情宣活動に積極的に採用され、組合にとって重要な役割を果たすことが期待されています。キャラクター造形学科は、今後も社会との連携を強化し、学生の創造性を広げていくことを約束しています。
まとめ
吉井輝さんの受賞は、大阪芸術大学のキャラクター造形学科における学生の努力と成果が結実した一例です。創造力豊かな学生たちは、今後も新たな挑戦を続け、地域社会や産業に貢献していくことでしょう。このようなコンペティションは、学生にとって貴重な学びの場であり、彼らの成長を助ける貴重な機会となっています。