妻夫木聡が語る人生の転機と音楽の力
2023年3月3日、東京・東急プラザ原宿の「BABY THE COFFEE BREW CLUB」にて、特別番組『J-WAVE SELECTION SAPPORO BEER OTO-TUNITY』の公開収録が行われ、俳優の妻夫木聡がゲストとして登場しました。このイベントは、人生のさまざまな「門出」に寄り添う音楽をテーマに、サッポロ生ビール黒ラベルのブランド体験として実施されました。
会場にはMCのクリス・ペプラーと妻夫木がまず登場し、和やかな雰囲気の中、オーディエンスとのコミュニケーションが始まりました。10年ぶりに再会した2人は、お互いを褒め合い、リスナーと乾杯をしながらトークを楽しんでいました。
音楽がもたらした思い出
妻夫木は学生時代の思い出を振り返り、高校時代にバンドを組んでいた際の経験を語りました。「THE青春」と呼ぶその時期、彼はベースボーカルを担当していたと明かし、クリスから「バンドやりましょうよ」という誘いには笑って否定していました。また、当時のギターを買いに行ったエピソードや、音楽が彼の人生に与えた影響について興味深い話を続けました。
俳優デビューのきっかけについても触れ、彼自身が参加したオーディションゲーム「スタアオーディション」の思い出を語りました。「ゲームセンターのオーディションなんて本当に驚きだった」と当時を振り返る彼の姿は、観客からの共感を呼びました。
さらに、Hi-STANDARDの「STAY GOLD」が流れる中、妻夫木はこの曲が彼を背中を押してくれたことを話し、その思い出を共有しました。彼が音楽に対して感じる情熱や影響力が、会場に響き渡る瞬間でした。
作品に見る人生のターニングポイント
妻夫木は、彼のキャリアにおけるターニングポイントとなった作品について語り、特に『悪人』を取り上げました。「初めて自分からやりたいと思った役でした」と振り返り、役作りの過程での苦労や、自分を取り戻すまでにかかった時間を率直に語りました。
彼が音楽によって救われた瞬間、具体的にはハナレグミの「光と影」についても触れ、感謝の思いを表現。集まったリスナーからの質問にも丁寧に答え、挑戦したいことのテーマでの会話が続きました。
参加者との温かい交流
「人生は常にチャレンジ」というテーマで、リスナーとの対話も展開され、妻夫木は彼自身が今挑戦していることとして英語を勉強していることを述べました。リスナーからのメッセージには感動的な内容もあり、祖母の思い出と共に「素晴らしい一歩」とエールを送る一幕には、会場が感動に包まれました。
最終には、妻夫木が「楽しんでいただけましたか?」と問うと、観客からは暖かい拍手が送られ、締めくくりの言葉でイベントは幕を閉じました。
この公開収録の模様は、3月30日(日)22時からの『J-WAVE SELECTION SAPPORO BEER OTO-TUNITY』でお楽しみいただけます。貴重なトークをぜひお聴き逃しなく。