新しい形のだし文化の誕生
創業78年を誇る大阪市の浜弥鰹節株式会社が開発した『MAGI DASHI(マジダシ)』は、革新的な植物性万能つゆです。この商品は、かつお節を一切使用せずに、かつおだしの香りと旨みを巧みに再現しています。プロの料理人からは「本物のかつおだしのようだ」との評判が寄せられ、大手ホテルや飲食店でも続々と導入が決まっています。
100%植物性の強み
『MAGI DASHI』は、動物性原料を一切使わず、主に醤油、水あめ、砂糖、香味調味料から構成されています。これにより、完全に植物性の味わいを実現。ヴィーガンやベジタリアンの方でも安心して楽しむことができます。加えて、着色料や香料、化学調味料も不使用なので、体にもやさしい商品です。
使いやすさが魅力
希釈タイプであるため、煮出しの手間は不要。必要な分をすぐに取り出せる利便性が、家庭料理からプロの現場まで、多くの場面での活用を可能にしています。これにより、料理の味も安定し、誰でも手軽に高品質なだし風味を楽しむことができます。
開発の背景にある想い
『MAGI DASHI』の開発を担ったのは、会社の3代目である木村忠司氏。この氏は、かつお節の魅力を世界に広めるために「勝男武士」と名乗り、1,000回以上のだし取り講習を実施してきました。しかし、ヴィーガンやベジタリアンの市場に向けた提案が求められる中で、「かつおが動物性食品である」という壁に直面します。この挑戦を乗り越えるため、5年間かけて植物性のだしを研究し、『MAGI DASHI』を生み出しました。
プロからも支持される味
販売開始から数ヶ月しか経っていませんが、『MAGI DASHI』は多くのプロの料理人から高評価を受けています。トレンドに敏感な飲食業界では、ヴィーガン料理の需要が高まっているため、新しいだしの選択肢を提供することが重要です。また、国内外のメディアにも取り上げられ、多数の反響を呼んでいます。
国際的な展望
販売開始からは、世界中からの問い合わせもあり、積極的に展開を進めています。2023年10月には、世界最大級の食品産業見本市「ANUGA」に出展し、さらには2026年1月開催の「Gulfood」への参加も控えています。これにより、海外市場にも進出し、グローバルなヴィーガン市場にも挑んでいきます。
まとめ
『MAGI DASHI』は、ただのすばらしい調味料ではなく、現代の食の多様化に応えるための新たな選択肢です。自社の技術を用い、世界に向けてだし文化を広める一端を担うこの商品は、今後も注目され続けるでしょう。
公式サイトはこちら:
MAGI DASHI公式サイト