医療応対接遇力向上
2025-12-22 15:48:31

13年目を迎えた医療応対接遇力向上の取り組みとその結果

日本データー応対ランキングが示す医療現場の新たな挑戦



2025年12月19日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルにて、13年連続で開催される「日本データー応対ランキング」の授賞式が行われました。このイベントは、医療機関における応対接遇力の向上を目的とし、株式会社日本ビジネスデータープロセシングセンターが運営しています。

取り組みの背景


当社は「心に寄り添い、安心と信頼を届ける温かな応対接遇」という理念を掲げ、医療事務業務において受託先の接遇品質向上に努めています。その一環として、「応対ランキング」はチーム単位での評価・表彰の制度です。今年のランキングは、独自に設定された「医療事務部門」と「医師事務作業補助部門」の2つの部門に分けて実施されました。

公正な評価の実施


審査には当社の役員やメディカル事業本部の担当者に加えて、日本航空株式会社(JAL)のビジネスサポートアドバイザーが参加しました。このコラボレーションにより、多角的な視点から厳正な評価が実現。同ランキングの結果、医療事務部門では名古屋市立大学病院チームが、医師事務作業補助部門では神鋼記念病院チームがそれぞれ第一位となりました。

個人のスキルを評価する「応対接遇コンテスト」


授賞式に合わせて実施された「応対接遇コンテスト」では、入社3年目の社員が最優秀賞を受賞し、他にも兵庫県立西宮病院や大阪国際がんセンターの社員が優秀賞や奨励賞を獲得しました。また、特別賞には入社1年目の名古屋市立大学病院の社員が選ばれました。これにより、個々の技術が顕在化し、受賞者は全体の応対品質向上に寄与することが期待されています。

チームとしての取り組み


当社の医療機関向けには、年度初めに応対リーダーが選任され、各病院の方針に基づいて「独自のクレド(行動指針)」が策定されます。この中で、年間を通じた応対向上に向けた具体的な施策が実施され、32チームが参加。モニタリング審査では実際の病院へ赴き、その現場の応対状況を確認しました。こうした取り組みにより、どれだけ病院全体が応対品質向上に貢献したかを基準に評価されました。

持続可能な環境配慮


また、授賞者には、当社が新たにリニューアルした医療事務制服を用いて製作したオリジナルノートが贈られるなど、環境への配慮もなされました。この活動は無駄をなくすだけでなく、創意工夫をもって再利用することが評価され、受賞者たちから好評を得ています。

JALとの連携による新たな価値の創出


2021年からは、JALのビジネスキャリアサポートによるマナーと接遇研修を導入し、さらに質の高いサービスの提供に活かしています。JALのホスピタリティを学ぶことで、医療現場は抱える課題に対処する新しい視点を見出しています。その結果、今後も患者一人ひとりに寄り添い、信頼を感じてもらえるよう努力していきます。

このように、医療現場における応対接遇の向上に向けた新しい試みとして「応対ランキング」や「応対接遇コンテスト」が展開されることで、医療機関全体のサービス品質が確実に向上しています。これからも、さらなる取り組みを通じて、患者様により良い医療体験を提供していきます。


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