主演・野村康太が描く特異な青春映画『6人ぼっち』、広島を舞台に配信開始

異色の青春を描く映画『6人ぼっち』がついに配信スタート

俳優・野村康太が主演する映画『6人ぼっち』が、2023年9月24日（水）から各種配信サービスで順次公開されることが発表され、期待が高まっています。本作は、広島を舞台にした“青春できていない青春映画”であり、自分たちの青春を見失ってしまった若者たちの姿が描かれています。

映画『6人ぼっち』とは

修学旅行を控えた高校生たちが繰り広げる奇妙な班行動を描いた本作。主人公の加山糸（野村康太）は、一緒に班を作ることができなかった6人の「ぼっち」たちと強制的に班長にされ、修学旅行の中で様々な出来事を経験することになります。彼らは自由行動が始まると、それぞれの陽気な個性がぶつかり合い、最終的には互いの距離を縮めていきます。

本作の監督は、俳優活動を行う傍ら映画制作に情熱を注いできた宗綱弟が長編映画デビューを果たしています。脚本には「ハケンアニメ！」で知られる政池洋佑が参加しており、特に学生時代を過ごした世代に響く内容となっています。

多彩なキャストが揃う

映画『6人ぼっち』には、ネクストブレイク俳優の野村康太の他にも、吉田晴登、三原羽衣、松尾潤、鈴木美羽、中山ひなのなど、個性豊かな新進気鋭のキャストたちが集結しています。彼らはそれぞれ異なる背景を持つぼっちたちを演じており、そのキャラクター設定が物語を一層引き立てています。

例えば、加山糸が班長を務める班には、SNS映えを気にする自己中な馬場すみれ、勉強一筋のガリ勉タイプ新川琴、自慢話が多い五十嵐大輔、気が弱い山田ちえ、そして不登校である飯島祐太郎など、個性的かつ一癖あるメンバーが揃っています。彼らの掛け合いや成長がストーリーの鍵を握ります。

広島を舞台にした独幻的な修学旅行

本作の舞台となる広島での修学旅行。最初は板挟みのようなギクシャクした関係性が見える中、加山糸は班長としての役割を果たそうと奮闘します。普段は目立たない存在だった彼が、班のメンバーと共に成長していく姿が、どのように描かれるのかが見どころです。彼らが「ぼっち」としての共通点を持つ一方で、個々の性格や悩みを持つことで物語は深みを増していきます。