合唱の新たな可能性を探る!梅本佑利の新作演奏会
横浜のみなとみらいホールにて、若手作曲家・梅本佑利の新作委嘱演奏会が開催されます。2002年に生まれ、国内外で注目を集める梅本が、自らの音楽的ルーツである合唱に向き合うこの公演は、現代音楽ファン必見のイベントです。
梅本佑利の音楽
梅本佑利は、世界中の音楽祭から作品を委嘱されている若手作曲家です。特に、彼の作品はデジタルとアナログ、クラシックとサブカルチャーを融合させた斬新な音楽スタイルが特徴で、昨年の「音MAD」演奏会でも大きな話題を呼びました。2026年5月には、ミュンヘン・ビエンナーレでの新作オペラ《crypt_》が初演される予定で、その才能はますます広がりを見せています。
新作委嘱演奏会のテーマ
今回は「歌を忘れて泣いた」というテーマで、梅本自身の体験を基にした新作を初演します。彼は幼少期から合唱に親しみ、特に聖歌や教会音楽に影響を受けて育ちました。しかし、声変わりの際に感じた喪失感や苦しみをこの作品に盛り込んでいます。彼は、自身が合唱団を辞める際の揺れる心情を語り、その思いを音楽で表現することに挑むのです。梅本は、「忘れられない思い出を、合唱団の皆と共有することができる」と述べています。
若手作曲家たちとのコラボレーション
この公演では、梅本の新作に加え、世界の若手作曲家・ベン・ノブトウの作品も紹介されます。演奏は、梅本がかつて所属したNHK東京児童合唱団のユース世代が担当し、さらに気鋭のチェロ奏者・原宗史とエレクトロニクスの今井慎太郎が共演します。合唱、チェロ、そして電子音響が融合する新しい音楽の体験は、来場者にとって忘れられないものになるでしょう。
公演概要
- - 開催日:2026年7月17日(金)19:00開演(18:30開場)
- - 会場:横浜みなとみらいホール 小ホール
- - 出演者:NHK東京児童合唱団 ユースシンガーズ、ユースメンズクワイア、大谷研二(合唱指揮)、原宗史(チェロ)、今井慎太郎(エレクトロニクス)
- - 曲目:
- 梅本佑利「歌を忘れて泣いた」(2026年横浜みなとみらいホール委嘱作品、世界初演)
- ベン・ノブトウ「Sol」(2022)
- ベン・ノブトウ「FACE ANTHEM」(2024)
- ジュリアス・イーストマン(梅本佑利編曲)「Joy Boy」(1974、合唱とチェロ版)
一般 3,000円、65歳以上・大学生・障がい者手帳を持つ方 2,500円、高校生以下 2,000円
- - 申込方法:横浜みなとみらいホールチケットセンター(045-682-2000)までお電話で。
最後に
若き作曲家、梅本佑利が贈るこの新作委嘱演奏会は、音楽の新たな可能性を探る貴重な機会です。合唱に懸ける彼の情熱と、参加するアーティストたちの才能が織りなす音楽の世界を、ぜひご体験ください。