デヴィッド・ボウイの遺作がミュージカルに!『LAZARUS』上演決定
伝説的ロックスター、デヴィッド・ボウイの音楽が息づくミュージカル『LAZARUS』が2025年に大阪と神奈川で上演されることが決まりました。松岡充が主演を務め、この作品に詰まったボウイの鬼才ぶりとエンダ・ウォルシュによる独特な脚本が融合した魅力に迫ります。
『LAZARUS』の背景とストーリー
『LAZARUS』は、ボウイの主演映画『地球に落ちて来た男』の続編として位置づけられています。このミュージカルは、宇宙人ニュートンが故郷に帰れないまま、自らの運命を探し求める姿を描いいます。彼の前に現れる謎の少女との出会いが、ストーリーを一層深いものにしていくのです。
松岡充の思い
主演の松岡充は、「デヴィッド・ボウイに影響を受け、自分がロックスターを目指したのが始まりです」と語っています。彼にとって、ボウイの曲を通じて長年の夢が実現することに感慨を覚えずにはいられません。音楽デビュー30年、俳優デビュー20年を迎えた今、新たな挑戦が待ち受けています。
松岡は続けて、「ボウイが心を込めて作った楽曲で、皆さんに素晴らしいひとときを提供できることを楽しみにしています」と期待を表明しています。これまでのキャリアがこの作品に結実することでしょう。
白井晃の演出
演出を担当する白井晃は、ボウイとウォルシュの共作であるこのミュージカルの魅力について、「作品は謎に満ち、ボウイの心が反映されています。主人公が故郷に戻れるかどうか、音楽と演技で観客を惹き込みたい」と意気込みを語っています。
ボウイの音楽が彩る
このミュージカルの特筆すべき点は、全ての楽曲がデヴィッド・ボウイの作品であるということです。ボウイは1960年代から活動を開始し、数多くのヒット曲を生み出しました。「Space Oddity」や「Heroes」など、彼の音楽は世代を超えて愛され続けています。『LAZARUS』では、その楽曲がどのようにストーリーと結びついているのか、観客が楽しみにしています。
公演情報と期待される反響
『LAZARUS』は、2025年の5月から6月にかけて、KAAT神奈川芸術劇場とフェスティバルホールで上演される予定です。多くの人々がこの舞台を待ち望んでいる中、チケット情報など詳細は後日発表されるとのことです。
将来的にこのミュージカルが日本でどんな反響を呼ぶのか、大いに楽しみです。また、公式ウェブサイトやSNSを通じて、より詳しい情報が発表される予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
デヴィッド・ボウイの遺作とされる『LAZARUS』、そして松岡充の圧巻のパフォーマンスを通じて、忘れられないひとときを体験しましょう。