働き方の新ルール
2025-06-11 11:03:15

新たな働き方を学ぶ「WORK RULE SHIFT SCHOOL」京都発の実践型オンラインスクール

新たな働き方を実現する「WORK RULE SHIFT SCHOOL」



京都市に拠点を置く「WORK RULE SHIFT KYOTO」が、2025年夏よりオンラインスクール「WORK RULE SHIFT SCHOOL」を開講します。このスクールは、「人に合わせて仕事や組織のルールをつくる」ことをテーマにしており、就労支援や地域でのしごとづくりに関心がある人たちに向けた実践型の学びの場となっています。

背景にある課題



現代社会においては、様々な理由から働けない人が増えているのも事実です。例えば、体調に波があるために、決まった時間に職場に行くことができない。また、見られることがストレスになってしまうことで接客業ができないというケースも見受けられます。こうした障害に直面している関係者は、「働けるようになる」ことを目指すのではなく、「その人がそのままで関われる仕事やルールを社会がつくる」ことが重要です。それが、「ワークルールシフト」という考え方の中心でもあります。

このアプローチでは、一般的な就業規則や労働条件が合わずに排除されてしまうのではなく、人に合わせて働きやすい環境を整えることを重視しています。京都・大阪を中心に、これまで多様な人を包摂する職場の形を探り、実践してきた「WORK RULE SHIFT KYOTO」だからこそできる取り組みです。

WORK RULE SHIFT SCHOOLの概要



このスクールでは、技術と理論を組み合わせたアプローチによって、「人に合わせた働き方」を学びます。研究者や実践者による講義、参加者同士の学び合いによって、これまで働けなかった人々が新たな環境で仕事できるような考え方を育んでいきます。

講義の一部内容



  • - 人間の多様性と職場再設計
村中直人氏による講義では、ニューロダイバーシティから新たな職場の可能性を探ります。

  • - 企業と多様な人々の関わり
齊藤徹氏による授業は、企業が多様な人々を受け入れた場合の新たな仕事のデザインについて考えます。

  • - 自由な職場作りの事例
武藤北斗氏は、エビ工場から飲食店に至るまで、自由な職場環境をどうつくるかを解説します。

スクールの特長



  • - 就労支援者などのためのプログラム
このオンラインスクールは、就労支援や居場所づくりに携わっている方々を対象に、職場環境を変えて適応できるシステムを学びます。

  • - 福祉制度に取り残された人たちの包摂
社会全体で営利活動を通じて広く受け入れられる職場を作るための方法論を学びます。

将来的なビジョン



「WORK RULE SHIFT SCHOOL」は、全国的に「ワークルールシフト」の理念を広めるための基盤を築くことを目指しています。才ある方々の講義は、単発でも受講可能で、2026年1月には参加者の「仕事づくり」の発表も予定されています。

説明会の開催



スクールのプログラム内容や設計思想を詳しく知るための説明会をオンラインで開催します。
日時:2025年6月26日(木)19:00〜20:00
参加費:無料
参加希望の方は、以下の特設ページをご確認ください。
WORK RULE SHIFT SCHOOL特設ページ


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