楠木ともりが語る、メジャーデビュー5周年と最新のツアー情報

2025年、楠木ともりはメジャーデビュー5周年を迎え、その記念として東名阪でのZeppツアーを成功裏に終えました。ツアーファイナルが東京のZepp Hanedaで行われ、彼女のこれまでの歩みと今後の展望が盛り込まれた内容となっています。この特別なライブは、ファンにとっても忘れられない夏のスタートを告げるものでした。

ライブの幕開けとして楠木は、心温まる楽曲「山荷葉」を披露。薄暗い舞台上で彼女のかすかな歌声が響くと、その瞬間、会場の雰囲気は一気に広がっていきます。続く「presence」、「アカトキ」では、観客も手拍子を打ち鳴らし、まさに一体感が生まれました。

さらに、ササノマリイが作曲した「もうひとくち」や、印象的な歌詞の「タルヒ」を通じて、楠木の優しい歌声がファンの心を包み込みます。彼女はこれまでの活動を振り返り、ファンへの感謝の言葉を述べた後、次々と名曲を披露。「StrangeX」や「青天の霹靂」、さらには「Forced Shutdown」と続き、会場の熱気はさらに加速していきました。

ライブは「それを僕は強さと呼びたい」や、夏らしいエモーショナルな「眺めの空」と続き、観客はオリジナルのタオルを持って盛り上がります。特に「僕の見る世界、君の見る世界」は、この日のハイライトとも言える瞬間でした。観客の「ともり」コールが響き、アンコールに色を添えます。

再登場した楠木は、アコースティックギターで「alive」を披露。その後、スローナンバー「バニラ」で感情の起伏を巧みに表現し、聴衆は彼女の歌声に釘付けになりました。続けて「遣らずの雨」や「熾火」、「風前の灯火」といったメドレーを力強く届け、最後に「back to back」でフィナーレを飾りました。これにて、楠木ともりのアーティストとしての成長が垣間見えた素晴らしいライブが幕を閉じたのです。

ライブ終了後、新たな情報も続々と発表されました。メジャーデビュー5周年を記念した映像商品「Tomori Kusunoki ALL VIDEO SONGS 2020-2025」のジャケット写真が公開され、この商品には全9曲のMusic Videoと20曲のLyric Videoが収録されています。完全生産限定盤には、2024年に行なわれる「TOMORI KUSUNOKI SUMMER LIVE」のダイジェスト映像も含まれるとのこと。ファンにとってはかなり魅力的な内容となっています。

さらに、8月1日にはファン投票で選ばれた「僕の見る世界、君の見る世界」のMusic VideoがYouTubeでプレミア公開される予定。これもまた多くのファンに期待を持たせるニュースとなっています。

そして、2025年には2nd Album「LANDERBLUE」の発売も決定し、12月22日には「TOMORI KUSUNOKI BIRTHDAY LIVE 2025」の開催も発表されました。最新情報は楠木ともりの公式サイトで随時確認できます。新たな5年間がどのように展開されるのか、目が離せない彼女の活動に今後とも注目です。