高校生が作ったトロフィー
2025-02-17 17:00:25

高校生の手で生まれたトロフィーが平和の思いを伝える

高校生の手で生まれたトロフィーが平和の思いを伝える



広島の高校生たちが手がけた新たなトロフィーが完成しました。このトロフィーは、「天皇盃第30回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」のメインスポンサーを務める株式会社大創産業への依頼から生まれました。高校生たちが平和記念公園の折り鶴を再利用し、心を込めてデザインした8作品は、ただのトロフィーではなく、深い願いを込めた作品です。

平和への祈りと折り鶴の意味


トロフィーには、平和を象徴する鶴と、未来を担う選手たちへの思いを込めたたすきが施されています。さらには、広島の縁起物である錦鯉の模様も取り入れられています。これは、もともと平和記念公園内の「原爆の子の像」に捧げられた折り鶴を、広島市から譲ってもらい、再活用することで、「世界に平和の思いを羽ばたかせたい」という願いを込めたものなのです。

今回、トロフィー制作を手がけたのは、広島市立基町高等学校の生徒たちです。彼らは「選手の皆さんの力強さを想像してこのトロフィーを作りました。私たちの平和の想いを繋ぎたい」とコメントしています。この言葉からも、制作に向けた真剣な思いが伝わってきます。

未来の平和を考えるきっかけに


大創産業は2015年以来、毎年この大会のメインスポンサーを務めており、特別協賛社賞も授与します。このトロフィーの授与は、スポーツの振興と世界平和のメッセージを伝える良い機会とされています。2019年にトロフィーのアイデアを出して以来、今回で4回目の授与となりますが、2020年度と2021年度は新型コロナウイルスの影響で大会が中止となったため、待ち望まれた再開となります。

特に今年の授与式には、実際にトロフィーを制作した高校生たちも参加する予定で、彼らにとっても大きな意味を持つ瞬間となるでしょう。

創造表現コースの特色


広島市立基町高等学校の創造表現コースは、1999年に設立され、表現活動を通じて個性を育むことを目的としています。このコースの生徒たちは、芸術方面への進学を目指して日々努力しており、基礎的な美術力を磨きながら学問も重視しています。彼らが手がけた今回のトロフィーは、ただの受賞記念品ではなく、彼らの未来への橋渡しにもなるでしょう。

大創産業の全貌


株式会社大創産業は、世界中の人々に喜びを届けることを使命とした企業です。75,000点を超える商品を展開し、国内外に店舗を持つこの会社は、買い物の楽しさと品質を両立させた商品を提供しています。決して短くない道のりをかけて、彼らは2024年にはさらに多くの店舗展開を計画しています。

まとめ


広島市の高校生たちが作ったトロフィーは、ただのスポーツ記念品ではありません。それは、平和の思いを託された証です。彼らの作品がこれからの選手たち、そして社会にどのようなメッセージを届けるのか、今から楽しみです。


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