無人レンタル施設『ルービー』に新たな安全対策
最近、東急株式会社によって運営されている無人レンタルスペース『ルービー』で、オンライン本人確認サービス『LIQUID eKYC』が導入されました。この取り組みは、利用者にとってますます便利で安心な環境を提供することを目的としています。『ルービー』は、トレーニングルームや音楽ルームなど、趣味をテーマにした個室レンタルスペースです。スマートフォンを使って簡単に予約ができ、無人で借りることができます。これまで無人運営の中で懸念されていた本人確認の手続きも、最新の顔認証技術を用いることで、迅速かつ安全に行うことが可能になります。
オンライン本人確認のメリット
『LIQUID eKYC』により、会員登録を行う際には本人確認書類の撮影と自撮りの顔写真を照合することで、オンライン上でのスムーズな本人確認が実現します。手間をかけずに登録でき、従来の来店や郵送での手続きが不要になる点が大きな魅力です。これによって利用者は、思い立った時に素早く『ルービー』を利用できるようになります。
また、画像認識AIを活用すると、撮影の失敗があった場合にはリアルタイムでエラーを通知するので、申請完了率が向上することが期待されています。審査もオンラインでシームレスに行うことができ、利用開始までのリードタイムを短縮できるなど、利便性が大きく向上します。
趣味を共にする空間『ルービー』
『ルービー』という名称は、部屋(room)と趣味(hobby)を組み合わせた造語です。このレンタル施設は、東急の社内起業家育成制度の一環として設立されました。利用者は自分の趣味のために特化した空間を選び、他の誰にも邪魔されることなく、思う存分楽しむことができるのです。
東急が提供する多彩な趣味の空間を気軽に予約できるため、忙しい現代人にとっても貴重なリラックスタイムを確保できます。バラエティ豊かなトレーニングルームや音楽ルームが揃っており、自分のペースで趣味を楽しむことができるのが、『ルービー』の大きな魅力です。利用者はWebサイト(https://roobby.com/top)から簡単に予約できます。
顔認証技術と『LIQUID eKYC』の実力
『LIQUID eKYC』は、インターネット上での契約や登録時に必要な身元確認を、最新の技術を駆使してオンライン完結で行うサービスです。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を撮影し、自撮り顔写真と照合することにより、目の前に本人がいるかのように確認が可能になります。
このeKYCサービスは、年齢確認のシーンにも対応しており、教育機関では学割なども実施されることがあります。独自開発のAI技術と生体認証技術を駆使し、撮影から完了までの流れがスムーズで、離脱率は低い数字を誇ります。
まとめ
このように、東急の『ルービー』で導入された『LIQUID eKYC』は、無人運営のレンタル施設に新たな安心感を与えることとなりました。趣味を楽しむ場所としての可能性が広がり、利用者にとってより快適でスムーズなサービスが実現します。今後も、便利で安心なサービスの提供が期待されます。