冨永愛が高知県の伝統文化「フラフ」を体験
毎週水曜日の夜10時から放送される「冨永愛の伝統to未来」では、冨永愛が高知県香美市に足を運び、地元の伝統工芸品「フラフ」を手作りしています。この回の放送は7月16日に予定されています。高知ならではの素晴らしい文化を紐解くその内容を一緒に見ていきましょう。
高知県のフラフとは?
フラフは、江戸時代から高知県に伝わる特別な工芸品です。端午の節句に、男の子の健やかな成長を願って揚げられるこのフラフは、一般的には鯉のぼりとともに飾られます。フラフの由来は諸説あり、江戸時代にオランダの商人によって日本に持ち込まれたことから始まると言われています。その名の通り、「Flag(フラッグ)」が語源とも考えられているこの伝統品は、大漁旗をイメージして作られたものです。
吉川染物店での体験
番組内では、冨永愛が「フラフ」を製作する吉川染物店を訪問します。ここでは、五代目の吉川毅さんからフラフの制作過程やこだわりについて直接聞くことができます。店内には、なんと畳17畳分に相当する大きな沈黙のフラフが展示されており、その存在感は圧巻です。
吉川さんに「どのように絵柄を決めるのか?」と問いかけると、「節句に揚げることが多いので、武者や金太郎の絵柄が多いですね。最近はクジラに乗った金太郎の依頼もありました」とのこと。伝統的な絵柄だけでなく、近年は個性的なデザインへのリクエストも増えているようです。
手作業に込められた想い
フラフは全て手作業で制作されるため、制作過程には多くの工夫や情熱が詰まっています。吉川さんは、表面だけでなく裏面もていねいに染め上げることにこだわりを持っています。「見えないところを丁寧にすることで、見えるところもより良くなると思っているんです」と語る吉川さんの言葉からは、職人としての誇りと情熱が感じられます。
冨永愛の初体験
そんな中で、冨永愛もフラフの制作に参加します。特にドキドキしながら挑むのは、波の上に描かれたクジラに色を塗る作業です。初めての体験に緊張しながら、果たしてうまく色を塗ることができたのでしょうか?
放送情報
この素晴らしい体験を収めた「冨永愛の伝統to未来」は、BS日テレにて7月16日(水)夜10時から放送されます。番組の公式SNSでは、撮影時の冨永愛のオフショットも楽しめるのでぜひチェックしてみてください。
高知県の伝統文化「フラフ」を通して、先人たちの知恵や技術の素晴らしさを再確認するとともに、その未来を考える貴重な機会となるでしょう。お見逃しなく!