井上尚弥、次戦に向けた意気込みと過去の試合を振り返る

井上尚弥、次戦への意気込みと振り返り

井上尚弥が3月24日（月）に放送されるWOWOWの『エキサイトマッチSP』に出演し、キム・イェジュンとの防衛戦を振り返りました。試合は1月24日に行われたもので、井上は見事4回のKO勝ちを収め、これで世界戦は全勝記録を22KOに伸ばしました。これを受け、井上は「すごいことなんだと感じる」と語ります。彼の次なる対戦相手についても期待が高まっています。

次戦の概要

井上は5月上旬にアメリカのラスベガスで次の試合を控えており、「絶対に落とせない試合」と位置づけています。この試合は、海外での試合として期待されており、井上自身も大きな結果を求めているようです。

さらに、近々実現が期待されるWBC世界バンタム級王者の中谷潤人との試合も話題になっています。井上は中谷選手について「実力があり強い選手」と称賛し、将来的な対戦に向けての期待を寄せました。

試合に臨む心構え

収録中、井上は試合への心構えを問われると「やるしかない」という気持ちで挑んでいると答えました。延期や対戦相手の変更といった様々な困難があったにもかかわらず、試合ができることが重要だと考えているようです。

試合が近づくにつれて、井上はコンディション調整に気を使うようになり、特に乾燥したラスベガスの環境には注意が必要だと語ります。ただし、「減量については問題ない」と自信を見せています。

過去の試合振り返り

井上はキムとの試合において、相手の出方を観察しながら慎重に進め、2ラウンドから圧力をかける戦略を選びました。「どのパンチも当たるように考えながら戦った」と述べており、冷静に戦略を練っていた様子がうかがえます。

また、試合中に被弾したことについては、「世界戦のリングでは一発も食わないことはない」と述べ、試合の厳しさを理解しています。フィニッシュを意識した戦い方も印象的で、「こちらが打ちながら相手を前に出させる」といった駆け引きを行っていたとのこと。