3DアバターAI登場
2025-10-03 11:18:28

新潟県初の3DアバターAIが図書館に登場!ものづくりをサポート

新潟県三条市での3DアバターAI実証実験



新潟県の三条市では、2025年10月4日から10月30日まで、画期的な3DアバターAI「SHIORI」を活用した実証実験が行われます。これは、一般社団法人Woollyと合同会社SEKITOBAが共同で展開するもので、地域のものづくり文化を支援する新しい試みです。三条市に位置する図書館等複合施設「まちやま」での常設導入は、新潟県初の試みとなります。

3DアバターAI「SHIORI」の機能


「SHIORI」は、もともと本を推薦するAI司書として誕生しましたが、今回のプロジェクトでは“工具アドバイザー”として活躍します。利用者は、実際に「つくりたいもの」を入力することで、自分の創作に必要な道具を提案してもらえるのです。この新しいサービスは、図書館の役割を単なる書籍の提供から、ものづくりのインスピレーションにまで広げます。

利用の流れ


このサービスの利用は簡単です。利用者が「つくりたいもの」を入力すると、SHIORIはその内容を解析し、道具のコレクション「まちやま道具箱」から最適な工具を推薦します。利用者は提案された道具を実際に手に取り、創作活動に必要な道具を使って、新たなものづくりに挑戦することができます。

新潟県三条市のものづくり文化と図書館の役割


新潟県三条市は「ものづくりのまち」として知られており、地域産業の発展が期待されています。これまで、図書館は知識や資料を提供するだけの存在でしたが、今後は利用者の創作活動を支える重要な存在へと変化していくことが求められています。SHIORIを通じて、図書館と地域の産業文化が結びつくことで、市民の創造的な活動を一層後押しすることが目的です。

まちやまの施設概要


「まちやま」は、図書館、科学教育センター、鍛冶ミュージアムが集まった複合施設として、地域の文化やものづくりを体験し発信する拠点になっています。年間50万人以上が訪れるこの場所は、地域のランドマーク的存在ともなり、地元の人たちにも愛されています。

今後の展望


今後は、地域企業の情報や文化資源との連携を深め、AI司書が地域コミュニケーターとして機能することを目指します。そして、図書館を起点に地域資源と市民をつなぎ、産業、文化、生活の融合を促す拠点づくりへと進化するでしょう。

この新たな試みは、図書館が地域の創作活動を支える重要な舞台に変わる可能性を秘めています。新潟県三条市が誇るものづくり文化が、AI技術を通じて新たな展開を迎える瞬間をお見逃しなく!


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