大阪市立美術館90周年記念特別展「水滸伝」
2026年7月11日より、大阪市立美術館では開館90周年を記念して特別展「水滸伝」を開催します。この展覧会では、歌川国芳の名作「通俗水滸伝」シリーズを含む全74図を一挙に公開し、英雄たちの物語が織りなす魅力的な世界を観覧者に届けます。
水滸伝とは?
『水滸伝』は、中国の文学の中でも人気があり、四大奇書の一つとされています。北宋時代の史実を元に、腐敗した政権に立ち向かう108人の豪傑たちの反逆劇を描いています。彼らは梁山泊に集まり、正義と復讐の物語を展開していく。この物語は、江戸時代の日本でも一大ブームを巻き起こし、多くの作品に影響を与えました。
展覧会の見どころ
本展は中国と日本の美術作品が融合し、多様な視点から『水滸伝』への理解を深めます。以下の展示概要を見ていきましょう。
第一章: 梁山泊へようこそ
この章では、物語の舞台となる梁山泊を中心に、豪傑たちの生活やその時代背景を明らかにします。ここに展示される作品には、歌川国芳の「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」が含まれています。
第二章: 豪傑たちの生きた時代
このセクションでは、北宋時代の中国社会と、大衆文化における豪傑たちの位置づけを探ります。特に、当時の人々がどのようにヒーローを称え、物語を受け入れていったのかが浮き彫りになります。
第三章: 武侠小説・水滸伝の誕生と流行
『水滸伝』の誕生を物語る作品が並び、時代を超えた人気スポーツとしての武侠小説の流行を解説します。特に浮世絵との関わりが興味深いです。
第四章: 拡張する英雄像
豪傑たちの多様性に迫るこの章では、それぞれのキャラクターがどのように表現されているかを見ていきます。北斎の作品や現代の漫画家、さいとう・たかをの原画なども展示されます。
第五章: 終わりなき水滸伝ブーム
最後の章では、今もなお続く『水滸伝』の影響を考察します。原作がどのように現代のメディアに影響を与えるか、映画やゲーム、ドラマなど具体例を通して紹介します。
開催概要
- - 会期: 2026年7月11日(土)~9月6日(日)
- - 休館日: 月曜日(祝日の場合は開館、翌平日休館)
- - 開館時間: 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
- - 料金: 一般2,000円、高大生1,400円、小中生500円
- - 会場: 大阪市立美術館
お問い合わせ
展覧会に関する詳細は、公式サイトまたは大阪市総合コールセンターまでご確認ください。
この機会に、壮大な『水滸伝』の世界に触れてみませんか?美術館の「水滸伝テーマパーク」で、新たな物語の発見が待っています!