通販革命とフェリシモ
2025-01-24 12:28:18

創造力溢れる企業文化で通販革命を促す「フェリシモ」の挑戦

創造力溢れる企業文化で通販革命を促す「フェリシモ」の挑戦



大阪を拠点とする「フェリシモ」は、その独自の企業文化と斬新なアイデアによって、通販の世界に革命を起こしています。商品の数はなんと2万点を超え、年間売上は296億円にも達します。今回は、同社のリーダーである矢崎和彦代表取締役社長のビジョンや、成功の背後にある取り組みについて深堀りします。

ユニークな商品開発の根源


「フェリシモ」の名前は、かつて創業した「ハイセンス」という通販会社から派生したもので、そこから育て上げた矢崎社長は、かつてファッション雑誌よりもカタログの方が面白いという顧客の声にヒントを得て、商品の有料カタログ化を実施しました。この大胆な試みは、冷ややかな反応を受けながらも、結果的にヒット商品を生み出す原動力となりました。

通販カタログの進化


企業は、無料で配布されるのが常だったカタログを、書店での販売に切り替えるという挑戦を敢行しました。この変革により、「フェリシモ」は瞬く間に注目を集め、今やそのカタログはまるでファッション誌のように、多くの顧客に愛されています。社内の創造性を育む環境は、数々の新商品を世に送り出すことにつながっています。

社内の「部活動」が生むヒット商品


「フェリシモ」には、様々な趣味を持つ社員が集い共同で商品開発を行う「部活動制度」があります。この取り組みが生み出した一例が、猫好きが集まる「猫部」による「肉球の香りハンドクリーム」。この商品は10万個以上の売上を記録し、その一部は野良猫の保護活動に寄付されています。これに反して、尖った内容の商品もあり、中には大きな反響を呼ぶことができなかったものもあります。

「神戸のフェリシモ」としての新展開


1995年の阪神・淡路大震災を機に、本社を大阪から神戸に移転した「フェリシモ」。昨年末には地元の食品メーカーとコラボし、新しい形の備蓄食品を発表しました。この取り組みは、長期保存を重視するだけでなく、味も重要視しています。防災意識を高める深いメッセージが込められており、地元住民の支持を得ています。

神戸ポートタワーの運営とリニューアル


また、神戸ポートタワーの運営も手掛けており、昨年アトラクションを追加するなど大きなリニューアルを行いました。その結果、年間来場者は31年ぶりに50万人を超えるという成果を挙げています。このプロジェクトは、地域活性化に貢献し、神戸の湾岸エリアの魅力を高めるための取り組みとして注目されています。

注目の経済トーク番組


このような「フェリシモ」の取り組みを詳しく知るための情報として、経済トーク番組「関西のリーダー」が1月26日(日)午後2時から放送予定です。MCの福澤朗さんやゲストの羽野晶紀さんとともに、矢崎社長が同社の挑戦について語ります。放送後はTVerでの配信やYouTubeで過去回も閲覧できるので、お見逃しなく!

「しあわせを創り出してお届けするのが仕事」という信念のもと、ユニークな商品開発を続ける「フェリシモ」。彼らの挑戦は今後も注目されることでしょう。


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