音楽の裏側を紐解く映画『イミディエイト ファミリー』
2023年6月19日、音楽ドキュメンタリー映画『イミディエイト ファミリー』が劇場公開されます。この映画は、1970年代から1980年代にかけてアメリカのウエストコースト・サウンドを支えたセッション・ミュージシャンたちの物語を追ったものです。名曲が誕生する陰で活躍してきた彼らに焦点を当てたこの作品は、多くの音楽ファンにとって必見の内容となっています。
数々の名曲の背後にいるミュージシャンたち
本作では、ダニー・コーチマー(ギター)、ワディ・ワクテル(ギター)、リーランド・スクラー(ベース)、ラス・カンケル(ドラム)という4人のセッション・ミュージシャンが描かれています。彼らは、ジェイムス・テイラーやキャロル・キング、リンダ・ロンシュタット、ジャクソン・ブラウンといった大物アーティストたちのレコーディングやツアーに参加し、音楽の歴史を作り上げてきました。
映画の前半では、4人のミュージシャンの活動を関係者の証言と共に描きながら、彼らがどのようにして名曲と関わってきたのかを探ります。一方、後半では、彼らがソロ活動を始め、ドン・ヘンリー(イーグルス)、ニール・ヤング、スティーヴィー・ニックス(フリートウッド・マック)、キース・リチャーズ、フィル・コリンズなどとの共演を通じて、いかにして多彩な音楽の世界を創造していったのかが語られます。
様々なアーティストとの共演
本編の冒頭はラス・カンケルのドラム演奏から始まり、続いてダニー・コーチマーが自身の音楽に対する愛情や情熱を語るシーンが展開されます。彼は、ジェイムス・テイラーやキャロル・キングとの共演を振り返り、セッション・ミュージシャンが持つ独自の役割について深く掘り下げます。また、再結集したメンバーたちのレコーディング風景もフィーチャーされ、音楽制作の裏側を体験できる貴重な映像が盛り込まれています。
監督デニー・テデスコの挑戦
本作の監督は、映画『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』で知られるデニー・テデスコです。この映画でも1960年代および1970年代の米音楽界に貢献したスタジオ・ミュージシャンたちにスポットを当て、彼らの物語を描き出しました。デニー・テデスコは、再びセッション・ミュージシャンの重要性を伝えるために本作に取り組みました。
『イミディエイト ファミリー』はTOHOシネマズシャンテやkino cinéma新宿、YEBISU GARDEN CINEMAなど全国の劇場で、約100分間の映像が楽しめます。音楽をこよなく愛するすべての人にとって、見逃せない作品です。観客は、音楽の真髄とその背後にいる才能を体験することができるでしょう。
詳細情報
- - 原題: Immediate Family
- - 上映時間: 100分
- - 制作年: 2023年(アメリカ)
- - 字幕監修: 朝日順子
- - 提供: MALIBU CORPORATION、OSAKANA LLC、WADO WINGX Co.,Ltd
- - 配給: サンタバーバラ・ピクチャーズ
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