コンサルタントの転職と事業会社への移行
最近、コンサルタントたちが事業会社に転職するケースが増えています。アクシスコンサルティング株式会社は、1,004名の現役コンサルタントへ「コンサルタントの事業会社転職と出戻り」に関する調査を行いました。この調査の結果をもとに、彼らが抱く期待と実際に任される職務のギャップを探ります。
調査の背景
近年、コンサルタントは事業会社へ移行したり、独立したりする道を選ぶことが増えてきました。しかし、彼らの転職後のキャリアがどのように形成されていくのか、また期待と現実のギャップがどのようなものであるのかについて言及されることは少ないのが実情です。このため、アクシスコンサルティングは1,004名に対して調査を実施しました。
調査結果の概要
この調査で明らかになったのは、コンサルタントたちが事業公司への転職で目指す役割と、実際に任される職務の間に大きな差があるということです。具体的には、彼らが期待する役割は次の通りです:
- - DX推進・IT戦略:32.2%
- - マーケティング・営業企画:32.2%
- - 事業責任者・部門責任者候補:31.5%
- - 新規事業開発:31.1%
一方、実際に転職した後の役割は、DX推進・IT戦略が31.8%とほぼ変わらないものの、他の役割は期待に及びませんでした。たとえば、マーケティング・営業企画は25.5%、事業責任者候補が23.1%、新規事業開発が25.1%に留まりました。これからも見込まれている役割との差異は顕著です。
理由と影響
調査結果は、コンサルタントが「事業責任者」や「新規事業開発」を目指す一方で、企業は先ず彼らに特定の業務での貢献、たとえばDX推進やIT戦略の分野での実務を期待していることを示しています。これは、企業が入社直後から組織全体を管理するより、社会人としての専門性を早期に活かしてもらう方が効果的だと考えているためです。
期待と現実のギャップを埋めるために
これらの結果は、コンサルタントたちが事業会社転職に際して持つ期待と、企業の実際のニーズとの間のギャップを浮き彫りにしています。彼らは転職後、組織内部の運営について新たな課題に直面することが多いです。特に、コンサルタントに慣れた人にとって、実践的な業務においての「現場の壁」は予想以上のものであり、理論だけでは組織を動かすことは出来ません。
結論
このホワイトペーパーは、コンサルタントが事業会社に転職する際の期待と現実を深く理解する手助けとなるでしょう。具体的な調査結果は、アクシスコンサルティングの運営するメディア「AXIS Insights」で公開されています。コンサルタントの皆様が自らのキャリアを再考する材料として、ぜひご活用いただきたいと思います。
詳細は
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