ザ・ぼんちが語る執念の漫才人生
漫才界において“レジェンド”として知られるザ・ぼんち(ぼんちおさむ、里見まさと)が、4月3日(金)に放送されたABEMAのバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に登場し、自身の漫才人生を振り返りました。彼らの漫才がどのようにして誕生し、どんな苦難を乗り越えてきたのか。その詳細に迫ります。
どん底からの再起
今回の放送では、ザ・ぼんちが漫才ブームに乗り、成功を収めた後のコンビ解散について語りました。まさと先生は解散後の2年間、本当に厳しい生活を強いられたといいます。年間の収入がわずか100万円で、税務署からも驚かれた生活は、まさに奈落の底でした。この時期、相方のおさむ先生は俳優業で成功を収めていたため、まさと先生は複雑な心境に陥りました。
「自分の先祖の墓石を抱いて、『お父ちゃん、助けて』と涙を流しながら祈った日々もありました。ただ、そんな状況でも“執念”だけは失わなかった」とまさと先生は語ります。自らの名を冠した漫才が途絶えることを恐れ、再起を目指す強い意志が彼を動かしたのです。
再結成までの葛藤
そして時は流れ、まさと先生は新たに結成したコンビで成功を収めますが、2002年に再び解散。50歳になり、自身の漫才人生を終える覚悟を固めていたその時、吉本興業からの復活提案が舞い込みました。ところが、再び漫才をする勇気がなかったと言います。
それでも新たな挑戦を決意し、「おさむさん、もう一度漫才をやりませんか?」と連絡を取った結果、再結成が実現。しかし、16年のブランクは簡単には埋まらず、再起後は様々な苦境に直面することになります。以前のネタを演じる姿は、若い観客には通じず、「本気で一から作り直さなければ」と感じることが多々あったといいます。
若手との共演での覚醒
その中で、ザ・ぼんちに起きた転機がありました。若手の女性マネージャーが「一から漫才を作りましょう」と提案したのです。この言葉に後押しされ、彼らは若手芸人と同じ舞台に立つ決意をしました。60歳を目前にして「今の形を作れるように頑張ろう」と新たな挑戦に取り組みました。
これにより、まさと先生は若手芸人とのライブに積極参加し、地道にネタを作り直していきました。おさむ先生も「絶対に負けへん!しっかり腹をくくって挑もう」との思いで参加し続けたと言います。
新たな目標に向かって
昨年には『THE SECOND 2025』の決勝に進出するまでに至りました。起死回生のチャンスに恵まれ、「楽しかった」「また若返った気がする」と振り返るまさと先生。再結成した後の新たな挑戦が自信に繋がり、今では新たな目標も掲げています。「『上方漫才大賞』もそろそろ狙いたい」との意気込みを見せる姿は、その夢に向かって突き進む力強さを感じさせます。
最後に
ザ・ぼんちは、長い道のりを経て多くの教訓を得ることができました。どんな困難にも立ち向かうその姿勢は、多くの人々に勇気を与えること間違いありません。彼らのサクセスストーリーは、ABEMAの公式サイトで無料で視聴可能ですので、ぜひご覧ください。彼らの漫才人生から学ぶべきことがたくさん詰まっています。