第7回RD20国際会議の開催
2025年9月29日(月)から10月3日(金)にかけて、茨城県つくば市にて第7回RD20国際会議が開催されます。この会議は、クリーンエネルギー技術に関する研究開発を促進し、世界中の専門家との知識や経験の共有を目的としています。
RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies)は、日本が主導で2019年に設立された国際的なイニシアティブで、各国の研究機関が連携し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた共同研究を進めています。RD20には、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、日本など、多様な国々の専門機関が参加しており、それぞれの知見を持ち寄っています。
設立の背景と目的
RD20の設立は、世界的な気候変動の問題に対する認識が高まり、持続可能なエネルギー技術の必要性が増している中で実現しました。各国の研究機関間での国際的な共同研究を促進し、技術革新を加速するための場を提供することがこの会議の目的です。これにより、より良い未来への道筋が見えていくことでしょう。
大阪・関西万博とのコネクション
今回のRD20会議は、2025年に開催される大阪・関西万博の公式テーマウィーク「SDGs+Beyond いのち輝く未来社会」の一環として位置づけられています。この連携を通じて、参加者はSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた様々な視点や知見を得ることができると期待されています。また、会議はすべての人々が共に参加できる形で構成され、多くのセッションが公開される予定です。
会議の内容
5日間にわたる多彩なプログラムが準備されており、特に以下のセッションが予定されています:
- - ワークショップ:特にRD20関係者向けの非公開ワークショップが行われ、戦略的な議論が交わされます(9月29日・30日)。
- - テクニカルセッション:10月1日には一般公開のセッションが行われ、最新の研究成果や技術が紹介されます。参加者は、技術革新の最新動向について詳しい情報を得ることができます。
- - リーダーズセッション:特定のリーダーや重要な発表者によるセッションが行われ、これも一部公開されます(10月2日)。
- - サイトビジット:最終日は特定の関係者のみが参加できるサイト訪問が行われ、実際の取り組みへの理解を深める機会が提供されます。
参加方法と詳細
興味のある方は、RD20の公式ウェブサイトから詳細情報を確認し、事前に参加申し込みを行うことが推奨されます。また、オンラインでの参加も可能ですので、国内外問わず多くの方々の参加をお待ちしております。
本会議を通じて、未来に向けたクリーンエネルギー技術の可能性を広げ、同時に国際的な連携の重要性を再認識する機会としたいと思います。皆様の参加を心よりお待ちしております。