女性落語家を知る
2025-12-25 11:20:26

二刀流の女性落語家が改名!露の団姫が「露の五九洛」に

新たな一歩を踏み出す露の五九洛



人気の女性落語家、露の団姫が2025年12月13日に新たに「露の五九洛」として活動をスタートさせます。彼女は、古典落語から自作の仏教落語まで幅広くこなす実力派であり、また天台宗道心寺の住職という異色の二刀流を体現しています。これからの展望や改名への思いについて掘り下げてみましょう。

改名の背景



改名のきっかけは、彼女の師匠である露の団四郎が上方落語の名跡「三代目露の五郎」を襲名したことにあります。これにより、露の五九洛は自らの活動を見つめ直し、師匠の影響を受けながら新たな道を模索しました。

露の五九洛は「大谷翔平選手の活躍に励まされた」と語るように、スポーツの世界からも勇気を得て、自身のスタイルを貫く決意を固めたようです。「五郎の『ご』から始まる名前がいい」と師匠のアドバイスを受け、「ごくらく」と名付けられたこの新たな名前には、彼女自身の生き方が色濃く反映されています。

改名記念落語会の開催



2026年5月23日、彼女の改名を記念して開催される落語会が大阪・ドーンセンターで行われます。このイベントには、露の五九洛本人をはじめ、露の五郎、鈴々舎馬るこ、桂三四郎、桂ぽんぽ娘、豊来家大治朗など、多彩な出演者が揃います。落語ファンはもちろん、経典や仏教に興味を持つ方にも楽しんでいただける内容になっています。

チケットは、前売が3,000円、当日が3,500円で、全席指定となっており予約が必須です。詳しい予約方法や問い合わせ先は、株式会社七福神まで。

露の五九洛のプロフィール



露の五九洛は2005年に三代目露の五郎に入門し、三年間の弟子修業を経て独立。彼女の落語の技術は急成長し、天満天神繁昌亭などの寄席で数多くの公演を重ねてきました。また、テレビ・ラジオでも幅広く活動しており、2011年には天台宗で出家。翌年には比叡山延暦寺で修行し、正式な僧侶となりました。これにより、落語と仏教の二刀流という新たな道を確立させ、自作の仏教落語も手がけるなど、意欲的な活動を続けています。

主な受賞歴には、第6回繁昌亭輝き賞や第54回なにわ藝術祭新人賞があります。また、テレビ朝日『ぶっちゃけ寺』やNHK『所さん!事件ですよ』、さらには『落語でブッダ』など、多数のメディアで彼女の姿を見ることができます。

著書としては新潮社の『プロの尼さん』や春秋社の『今日は何の日?まるこの日めくり仏教小咄』が好評です。

まとめ



新たに「露の五九洛」となった彼女の落語家としての姿勢や、仏教の教えを活かした独自の取り組みは、今後の活動にますます注目が集まることでしょう。改名記念落語会での彼女の演技を楽しみに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


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