岡山大学で開催されたダイバーシティ座談会の成果と参加者の感想

岡山大学でのダイバーシティ座談会

2025年11月19日、岡山大学津島キャンパスにおいて、ダイバーシティ座談会が開催されました。このイベントは、岡山大学研究協力会と連携し、外国人留学生と県内企業の社員が一堂に会し、交流を深めることを目的としています。

座談会の目的と背景

岡山大学は、世界どの地域からの学生も受け入れ、26ヵ国以上の学生が集まる学習環境を提供しています。そこで、地域企業とのダイバーシティ推進のために座談会が企画され、学生たちが自身の国や文化を紹介することで、相互理解を深める機会となりました。

この座談会では、学生がファシリテーターとなり、円滑な進行を担当しました。岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム（GDP）に参加する学生たちは、多文化共存をテーマにした活動にも積極的で、履歴書ともなる貴重な経験を重ねています。

当日の様子と参加者の声

当日は、岡山県を拠点とする株式会社ウエスコと萩原工業株式会社からの参加者を含む約30人が集まりました。座談会は、自己紹介を介して参加者同士の距離を縮めた後、日常の食文化や日本のビジネスマナー、キャリア選択に関するテーマについて少人数のグループに分かれ、約2時間にわたって活発に意見を交わしました。

企業の担当者は、「直接外国人留学生と交流することで、日本の強みや弱みを知ることができ、社員たちも刺激を受けた」とのこと。また留学生からは、「同じ国籍の社員が岡山の企業で活躍していることを知り、これからの進路選びの参考になりました」との感想が寄せられました。

岡山大学の今後の取り組み

岡山大学は今後もこのようなダイバーシティ交流イベントを定期的に開催し、留学生と地域企業の関わりを深める取り組みを続けていく方針です。学生たちが地域の中核を成す存在となり、さらなる活性化に寄与することを目指します。

このような活動は、地域の経済発展や社会の多様性を促進し、国や地域を超えた交流を活性化させるために重要です。今後も岡山大学が地域とともに成長していくことに期待が寄せられています。