音の実験集団 Tenebrae公演「『あわい』を紐解く!
12月2日、近鉄アート館にて音楽と舞踊の境界を超えた革新的なパフォーマンス、「あわい」が上演されます。この公演は、和楽器奏者たちと現代音楽の表現者たちによる新たな音楽体験を探求するものです。世界30ヵ国で1500回以上の公演を重ねた彼らが、境界を越えて音楽の可能性を広げます。
音楽と境界の実験室
音楽の実験集団 Tenebraeは、和楽器、ピアノ、タップダンスなど、様々な表現手法を融合させ、「まだ名のない感覚」を探し求める取り組みを行っています。彼らは音楽とノイズの境界、和楽器と西洋楽器の融合、音と身体、秩序と逸脱などの概念を冒険することで、独自のアート作品を創り上げてきました。
あわいとは、二つの事象が交わる「間」や「境界」、「余白」に位置し、そこに新たな体験が潜むことを示しています。この公演では、古典に基づいた和楽器のリズムと、現代音楽の多様性を組み合わせたパフォーマンスが展開されます。
出演者紹介
坂上 享(和太鼓)
和太鼓グループ「打打打団 天鼓」のメンバーとして国際的に活躍した後、独立し「和楽器デュオ 音ノ羽」を結成。国境を超えたコラボレーションで和太鼓の可能性を探求しています。
小島 功義(和太鼓)
プロ和太鼓グループの中心メンバーからソリストへと進化を遂げ、舞台製作や楽曲制作においても活動する多才なアーティストです。
大谷 加奈子(和太鼓、三味線、篠笛)
国内外で数多くの公演をこなし、様々な楽器を用いて音楽の幅を広げています。最近では「音ノ羽」としての活動が注目を集めています。
森谷 遼太(ピアノ)
多彩なジャンルを自在に操るピアニスト。ストリートライブの人気もあり、音楽の楽しさを広める活動に力を入れています。
また、タップダンスの細川慶太良や舞踊家の實川ふうといった多様なジャンルのアーティスト達も参加し、舞台に彩りを添えています。
チケット情報
公演は【ゲネプロ特別公開公演】と【本公演】に分かれて開催されます。特別公開公演のチケットは3,000円(税込)で、限定50枚の自由席です。本公演はS席5,000円、A席4,000円(ともに指定席)で、小中高生は割引があります。チケットの購入は「カンフェティ」で行えます。
公演日時:
- - 【ゲネプロ特別公開公演】14:45開場/15:00開演
- - 【本公演】18:30開場/19:00開演
会場:近鉄アート館(大阪府大阪市阿倍野区あべの筋1-1-43 あべのハルカス8F)
この「音の実験集団 Tenebrae」公演「あわい」は、伝統と現代を融合させた新しい音楽体験を提供します。ぜひこの機会に、独創的なアートの世界を味わってみてはいかがでしょうか。