セブ奨学生の日本交流
2025-09-27 09:17:10

フィリピン・セブの奨学生が日本で友情の架け橋を築く旅

フィリピン・セブの奨学生が日本で友情の架け橋を築く旅



NPO法人DAREDEMO HERO(理事長:内山順子)は、2025年9月19日から23日までの間、フィリピン・セブ島から貧困層の子どもたちを対象にした日本研修旅行を行いました。この旅は、セブの奨学生10名が大阪・関西万博を中心に、日本のユースと対話や共同活動を通じて、国境を越えた友情と協力の第一歩を築いたものです。

貧困層の子どもたちに「世界を知る」機会を提供



セブの貧困地域に住む子どもたちにとって、日本を訪問することは非常に難しいことです。しかし、今回のプロジェクトに多くの支援者や団体が協力し、渡航費や滞在費、ビザの取得などのハードルを乗り越えることができました。この日本研修旅行は、単なる訪日プログラムではありません。教育格差を超え、世界とつながるための重要な第一歩として位置づけられています。

ユース同士の対話と共創の場



研修の最大の成果は、日本とフィリピンのユース同士による直接交流です。事前のオンラインディスカッションを経て、対面した瞬間から強い共感が生まれました。彼らは、未来社会や地球規模の課題について考え、ディスカッションやプレゼンテーションを通じて自らの可能性を共有しました。フィリピンの奨学生は、母国の文化や社会問題について自信を持って発表し、日本の学生は先進技術や教育環境についての知識を提供し合いました。この双方向の学びは、国境を越えて「共により良い未来を創る仲間がいる」ということを実感させるものでした。

社会的インパクトと学びの還元



今回得た経験は、参加した10名の奨学生の未来にとって大きな糧となります。彼らの学びや気づきは、帰国後に地域社会に還元され、次世代のリーダーを育成する基盤となるでしょう。また、日本側の学生にとっても、フィリピンの現実を直に体験することで多様な価値観を学び、国際協力の意義を実感する貴重な機会となりました。今回の交流は、日比両国の相互理解を深め、将来の世界的な課題解決に向けて共に行動するリーダーを育む役割を果たすと考えられます。

今後の展望



DAREDEMO HEROは、今後も教育支援や国際交流を通じて「希望の連鎖」を広げ、貧困の連鎖を断ち切る取り組みを進めていきます。今回の研修で芽生えた友情と学びは、子どもたちの未来を切り開く力となり、日本、フィリピン、そして世界全体をより良くしていくと信じています。

NPO法人DAREDEMO HERO概要



「すべての子どもたちが夢と希望を持ち、努力が正当に報われる社会を実現する」ことを理念に掲げ、フィリピン・セブ島の貧困層の子どもたちに奨学金の支援、学習センターの運営、栄養改善事業、農業支援事業などを実施しています。さらに、日本とフィリピンのユース交流や国際協力活動を通じて次世代のリーダーを育成しています。

連絡先



本件に関するお問い合わせは、NPO法人DAREDEMO HEROの理事長内山順子までご連絡ください。Email: [email protected]、Web: daredemohero.com


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