沖縄の未来を支える
2025-06-26 11:57:35

大阪シーリング印刷が支援する沖縄のサバニプロジェクトと子どもたちの未来

大阪市に本社を構える大阪シーリング印刷株式会社は、地域貢献に力を入れており、最近では沖縄県の国立沖縄工業高等専門学校、通称沖縄高専の「サバニプロジェクト」に協賛することとなりました。このプロジェクトは、沖縄の伝統的な漁船であるサバニを中心に展開されており、地域の文化を学ぶとともに、子どもたちの未来を支えるための活動です。

サバニとは、沖縄の航海安全や豊漁を祈願するための伝統的漁船であり、このプロジェクトではそれを観光資源として活用し、得られた収益の一部を「さくら教室」の運営に役立てることを目指しています。さくら教室とは、地域の子どもたちを対象にした学習支援や交流の場を提供する場所であり、彼らの教育環境を向上させることが期待されています。

大阪シーリング印刷は、このサバニプロジェクトにおいて7,000枚のシールと啓蒙活動用のパネルを無償で提供しました。シールは、沖縄高専の学生たちが制作したもので、さくら教室の子どもたちが描いたイラストをモチーフにした7色のドットアートとして活用されました。この取り組みは、地域の若者たちが沖縄の伝統文化を学び、実際にプロジェクトに参加することで、彼ら自身が地域社会の一員としての責任を感じてもらう機会にもなっています。

このサバニプロジェクトの進水式が2025年6月20日に沖縄県国頭郡大宜味村の塩屋湾で行われ、沖縄高専の学生、企業関係者など約40名が参加しました。進水式では、サバニ「いぎみてぃーだ号」の航海安全を祈願し、全員が海の神様と土地の神様に向かって無事を祈るセレモニーが行われました。この瞬間は、参加者全員にとって特別な思い出となり、沖縄の伝統に触れる貴重な体験となったことでしょう。

プロジェクトに参加した学生たちからは、沖縄の海に親しむ機会を得、サバニに関わることができたことに興奮と喜びを語る声がありました。また、子ども食堂の自走を目指した取り組みやボランティア活動を通じて、子どもたちの笑顔や成長を見守ることが自分自身のモチベーションとなっているという報告もありました。これらの声は、地域貢献に対する彼らの熱意や、沖縄のコミュニティに対する愛情が感じられるものでした。

大阪シーリング印刷の社長である松口正氏は、プロジェクトを通じて子どもたちの未来のために持続可能な支援の重要性を強調しており、地域社会とのつながりを大切にしながら、継続的な寄付と協力を推進していく意向を示しています。彼にとって、子どもたちの教育を支えることはだけでなく、自律した成長に向けた一助となることが重要だと考えています。

さらに、大阪シーリング印刷は過去にもさくら教室を支えるための様々な活動を行っており、オリオンビールの副産物を利用した再生紙で名刺を製作し、その売上をさくら教室に寄付しています。このような取り組みは、環境持続可能性と社会貢献の両立を目指したものであり、企業が持つ社会的責任を果たす上でも大変意義深いものです。

このように、沖縄高専のサバニプロジェクトは、地域文化の継承や子どもたちの支援という二つの側面から、地域社会に貢献する活動です。今後も、大阪シーリング印刷をはじめとする企業と教育機関、地域住民が協力し合いながら、このプロジェクトを育んでいくことが期待されます。地域の未来を支えるための活動は、沖縄を越えて多くの人々に感動を与えることと思います。


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