松井製作所、新型金型温度調節機『MC6-SP』でニーズに応える！

株式会社松井製作所が展開する金型温度調節機「kanaon®」シリーズに待望の新製品「MC6-SP」が追加され、フルラインナップが遂に完成しました。多くの顧客から寄せられた要望に応える形で、さまざまな温度制御の選択肢がさらに充実し、成形現場の多様化するニーズに的確に応える体制が整いました。

新型「MC6-SP」では、小流量でも高圧力を提供できるカスケードポンプが搭載されており、特に小型精密成形や複雑な形状の金型において、内部の温度ムラを抑制し、成形不良を減少させることに貢献します。これにより、精密な温度制御が求められる現場でも安心して使用できるようになっています。

さらに、従来の「MC6-HPシリーズ」もあわせて展開しており、これにより金型の構造や使用される樹脂の特性に基づいた最適なソリューションを提供可能です。小流量型の「MC6-SP」だけでなく、高流量型の「MC6-HPシリーズ」もラインナップとして揃えており、顧客のニーズに幅広く応える姿勢を示しています。

特に、新型「MC6-SP」には、標準でシリアル通信に対応したコントローラーが備わっているため、各種成形機との連携もスムーズです。これにより、温度制御の効率が格段に向上し、成長を続ける成形業界において継続的な生産性向上が期待されます。

新製品「MC6-SP」は、2025年7月22日に発売予定となっており、型式は「MC6-SP-25H120」、「MC6-SP-55H120」、「MC6-SP-88H120」の3つがラインナップされています。それぞれの製品は最大流量が異なるため、導入する際には成形環境や仕様に合ったモデルを選択することが重要です。

松井製作所は、今後も「kanaon®」シリーズを通じて、成形工場の資源生産性向上に貢献する製品やサービスを提供していく意向です。成形業界のニーズとは常に変化しており、それに合わせた新たなソリューションを提供することで、お客様の課題解決にも寄与していくとしています。今後の展開にもぜひ注目していただきたいと思います。

これからも松井製作所の「kanaon®」シリーズが業界を支え、成形技術の進化に寄与するブランドとして成長し続けることを期待しています。