桐箪笥の挑戦
2025-10-20 11:34:35

桐箪笥を世界へ!大学生が挑む地域活性化プロジェクト

大学生が挑む未来の可能性



地域課題の解決を目指した大学生たちが集う「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」が、今年も開催されました。このプロジェクトでは、全国の大学生から地域の問題に向き合い、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指すアクションを募集。最終選考であるポスターセッションにおいて、チーム「Pioneer of Paulownia」が日本の伝統文化である桐箪笥の国際化を提案し、見事にベストアクションに選出されました。

プロジェクトの背景


J:COMは2020年から「SDGsメディア・コンパクト」に加盟し、地域社会と共にSDGs達成に向けた情報発信や具体的な取り組みを続けてきました。今年のプロジェクトには、大学生たちに地域課題解決への新たな挑戦の機会を提供する意図があります。特に、文化継承と経済活性化を同時に目指すこの取り組みは、地域の伝統工芸の魅力を広げる上で重要な意義を持ちます。

最終選考の様子


10月19日、J:COM本社にて行われた最終選考では、専門家や社員も交えた熱い意見交換が繰り広げられました。ゲスト審査員の井上咲楽さんは、「ワクワクするプレゼンでした」とその内容に高い評価を下しました。

参加した9チームの学生たちそれぞれが、自分たちのアイデアを発表。相互に投票を行い、良い刺激を受け合う場となりました。また、昨年のベストアクションチームからの活動報告や、地域課題解決をテーマにしたワークショップ「地域課題アイデアソン」も実施され、参加者同士の交流が深まりました。

桐箪笥を世界に


選ばれたチーム「Pioneer of Paulownia」は、桐箪笥の海外市場へのアクセスを模索しています。具体的には、英語対応のホームページを制作し、海外の顧客と直接取引を行える体制を整えることを目指しています。また、英語の工房見学ツアーも企画中です。この新しいビジネスモデルが成功すれば、地域の伝統工芸が国際的にも再評価されるきっかけとなるでしょう。

審査員からの期待


専門家たちからは、大学生たちが地域問題に対して持つ視点や熱意に感銘を受けた様子が見受けられました。特に審査員長の藤野のぞみさんは、参加者に新たな気づきや実現のヒントが提供されたことに喜びを表しました。

未来へ向けて


このプロジェクトは、地域課題に向き合う大学生たちのアイデアを具体化し、持続可能な地域社会を目指す大きな一歩となります。J:COMは、今後も若者たちと共にSDGsの実現に向けて更なる取り組みを続けていく予定です。選ばれたアイデアの実行状況は2026年3月にコミュニティチャンネルで放送される予定です。

この取り組みを通じて、地域と文化の価値を再発見し、次世代が活躍できる場所を作り出すことを期待したいと思います。


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