磯田道史が迫る「大坂城の真実」
日本の歴史を深く掘り下げる番組、BS日テレの『磯田道史の歴史をゆく』が、次回の放送で注目の特集に焦点を当てます。放送日は2026年2月11日、時間は夜9時から。テーマは「大坂城の真実」です。誰もが知る名城、大坂城の地下には、まだ語られていない歴史の謎が潜んでいます。
大坂城を支える豊臣時代の石垣の秘密
最近オープンした「大阪城豊臣石垣館」では、地下に眠る豊臣秀吉時代の石垣を徹底調査。土に埋まったまま、自然環境にさらされることもなく保持されていたこの石垣からは、大坂夏の陣の際に残された焼け跡が見て取れます。磯田道史がその石の状態を観察し、「豊臣の滅亡の日を、我々は見ることができる」と浮かび上がる歴史の背景に迫ります。
さらに、これまで「謎の石垣」と呼ばれていた非公開エリアの石垣も特別に公開。昭和34年に発見されながら正体不明だったこの石垣が、後の発掘によって豊臣時代のものであることが判明しました。磯田は石垣の構造の違いから、秀吉の築城スピードや権力の変遷まで穿つ鋭い考察を展開します。
蛸石が象徴する徳川幕府の権力
大阪城の顔とも言える巨大な石「蛸石」。この石が表すのは、徳川幕府による大坂城再建にかかわる権威の象徴です。磯田が番組恒例のオリジナル単位でこの石を測ってみると、約1500人分の体重にも相当する驚きの重さが明らかに。この石を運ばせたのは、徳川家康の孫である大名・池田忠雄です。
このエピソードからは、徳川が西国大名に対して示した圧倒的な権威を浮き彫りにします。
江戸幕府の「金蔵破り」事件
放送の後半では、江戸幕府が抱えていた莫大な金銀を管理していた「金蔵」の内部に潜入。厳重な警備が敷かれていたにもかかわらず、実は二度も盗難事件が発生していたことが史料から明らかになります。これに関して、磯田道史は史料を読み解きながら、江戸時代の犯罪や捜査の実態を浮き彫りにしていきます。
この特別編で、歴史の深さや複雑さを感じられること間違いなしです。豊臣と徳川、二つの時代の痕跡を追って、歴史の真実に迫るこの番組にぜひご注目ください。