推し活の実態調査!大半が月1万円未満で楽しむ中、20代は熱心に投資する傾向が明らかに
最近、「推し活」という言葉が広がり、アイドルや俳優、アニメキャラクターを応援するために、多くの人が時間やお金を費やすようになっています。この推し活のスタイルは多岐にわたっており、具体的な支出額も人によって異なります。そこで、株式会社フォーイットが実施した全国500人に対する推し活に関するアンケート調査の結果を基に、その実態を探ってみました。
調査の概要
調査は20歳から69歳までの男女を対象に行い、500人からの回答を基に推し活にかける月平均の支出額を集計しました。2025年6月19日に実施されたこの調査から見えた結果は、意外な事実がいくつかあります。
約7割が月1万円未満で推し活を楽しむ
「推し活に充てる金額は月平均でどれくらいか?」という問いに対して、最も多かった回答は「~5,000円」で51.6%を占めました。続いて「5,001円~10,000円」が18.4%です。この結果から、推し活を楽しんでいる人の約7割が月額1万円以内で活動していることが分かりました。
20代が最も高額を支出
年代別で見てみると、特に20代では「30,001円以上」の金額を選ぶ割合が約3割に達しました。この傾向は年代別でも最も高く、若年層が特に熱心に推し活を行っていることが明らかになりました。昨今、デジタルコンテンツやサブスクリプションサービスが普及し、課金が容易になっている中で、スマートフォンやPCを利用した支出が増えやすい状況が影響していると考えられます。
未婚者と既婚者の違い
さらに調査を進めると、未婚と既婚の状況に応じた支出の違いも明らかになりました。未婚者は自由に使える時間やお金を持ち、推し活に積極的にお金をかける一方、既婚者は家計の共有があるため、どうしても支出が限られがちです。10,001円以上を支出すると答えたのは未婚者が目立ち、逆に既婚者は10,000円以下の回答を選ぶ人が多く見られました。これは家庭の経済状況を反映していると考えられます。
年収による違いはあまり見られない
世帯年収別に見ても、約500万円以下の世帯と501万~1,000万円の世帯では、推し活にかける支出額は似たような結果でした。ほとんどの人が「~5,000円」と答える中、5,001円以上の支出をする熱心なファンは、年収に関係なく存在することが分かりました。これは推しへの情熱が年収に左右されないことを示しています。
日常生活に彩りを与える「推し活」
推し活は、日々の生活に癒しや喜びをもたらし、趣味や娯楽の一環として多くの人に好まれています。今回の調査結果からも、年齢や職業、収入に関わらず、多くの人が「推し」に対する情熱を持っていることがわかります。推しとの楽しい時間を大切にし、自分なりの楽しみ方を見つけることが、これからの推し活において大切なポイントとなるでしょう。
このように、推し活はただのお金の使い方ではなく、多くの人々にとって生活の中に大切な要素として根付いていることが分かります。これからも、推し活を通じて多くの人たちが、愛する対象とのつながりを深めていけることを期待しています。
サイト「afb(アフィビー)」に関する詳細や最新情報は
こちら からご覧いただけます。