フィリピンでの新しい留学体験を提供するSUNNYDAYの挑戦

SUNNYDAY株式会社の新しい取り組み

フィリピン共和国における日本人向けの留学及びインターンシップ事業が、SUNNYDAY株式会社の手により新たにスタートしました。この事業は、既存の留学プランとは異なり、より独自性を追求した内容となっており、特に日本人がグローバルな視野を育むための重要な機会を提供します。イザベラ州サンマテオ市にある日本語学校「JAPHIL NIHON GAKKO INSTITUTE INCORPORATED（ジャフィール日本学校）」との連携によって実現したこのプログラムは、短期留学やインターンシップを通じて、日本人とフィリピン人の相互理解とスキル向上を目指しています。

事業の背景

現在、AI（人工知能）の発展は目覚ましく、これからの時代において人間の知的能力がAIに後れを取るという懸念もあります。OpenAIのサム・アルトマン氏が言及した通り、人間の知恵がAIを超えることは難しいかもしれません。しかし、SUNNYDAY株式会社は過去の先人たちの知恵を受け継ぎ、今後の社会で必要となるスキルを磨くための教育事業を展開することを目指しています。

歴史的背景

日本人が海外でコミュニティを形成し始めたのは16世紀以降です。ポルトガルやスペインがアジアに進出する中、タイやフィリピン、ベトナムの地に移住した日本人たちが、早くも17世紀前半にはマニラに約3000人の日本人コミュニティを形成しました。歴史を紐解くと、日本人留学の根源にはたくさんの努力と挑戦があることが分かります。SUNNYDAY株式会社も、そうした歴史にあやかりながら新たな道を切り開くのです。

事業の構想

この事業では、元陸上自衛官の中嶋康博氏が教務主任を務める「ジャフィール日本学校」の存在が大きな役割を果たしています。彼らの教育理念には、授業を通じて互いに学び合う「半学半教」の考え方があり、効率的かつ創造的な学びの場を提供します。日本人学生はフィリピン人に日本語を教え、フィリピン人は日本人に英語を教えることによって、より豊かな学びを得るのです。

さらに、オリジナルの教材や150時間のTESDA認定イングリッシュコースを用意し、英語を日常的に使用する環境を整えます。フィリピン企業でのインターンシップを通じて、実務経験を積むこともでき、ビジネスパーソンや社会人を対象としたリカレント教育も行い、キャリアアップを図ることが可能です。