ジブリパークを訪れる楽しさを再発見する新番組『また、会えたね！ジブリパーク』

本物の体験へ、ジブリパークの魅力を伝える新番組

2024年、愛知県長久手市に位置するジブリパークの「魔女の谷」がオープンし、全5エリアが揃います。ジブリパークは通常のテーマパークとは異なり、広大な愛・地球博記念公園内を散策しながら、スタジオジブリの作品の世界を楽しむことができる“公園施設”です。その魅力を映像で伝える新番組『また、会えたね！ジブリパーク』の放送が始まります。この番組では、ジブリ作品を作り上げてきた宮崎駿監督や高畑勲監督などの思いが込められたジブリパークの姿を紹介し、未来の世代へとつなげていきます。

番組の見どころ

この番組の特長は、ジブリパークの建物や展示物に込められた“本物”へのこだわりです。日本を代表する建築家、藤森照信氏は「ハウルの城」を訪れ、将来的には国宝になる可能性があると週描いました。ジブリパークは、宮崎吾朗監督が指揮しており、特に日本の職人によって丁寧に作られています。番組では、職人たちの“ものづくりの現場”や、四季の風景の移り変わり、来園者の体験など、多面的にジブリパークの魅力を探る内容となっています。

主な企画とテーマ

放送されるシリーズ企画は多岐にわたります。「藤森照信のジブリパーク建物探訪」では、建築的な視点からパークを巡ります。「ジブリパーク職人列伝」では、さまざまな職人たちの技術を紹介し、「ジブリとわたし」では有名人がジブリへの思いを語ります。また、青春の丘に設置された郵便ポストに関するショートドキュメンタリーも紹介。さらに、子どもたちと共に昭和の暮らしを体験する企画も盛り込まれています。

共感を呼ぶジブリの魅力

番組制作にあたる宮崎吾朗監督は、ジブリパークを「歩き疲れたけど楽しかった」と感じてもらえる場所にしたいと語っており、公園で遊びながら楽しむことを重視しています。彼はまた、このタイトル「また、会えたね！」には、ジブリ作品を通じた新たな出会いの意味も込められていると述べています。ジブリパークは、訪れる人々に「また、会えた」と感じさせる場所であることを願っています。

清野菜名さんのジブリ体験

俳優の清野菜名さんも、2005年に遊びに行った愛・地球博の跡地がジブリの世界に変わったことに興奮を覚え、その体験を語っています。作品の一部に自分がなれている感覚や、ジブリの魅力が時を経ても変わらないことを語っています。彼女は「もののけ姫」のサンというキャラクターに憧れ、自身の成長に影響を与えたことからもジブリ作品がどれほど多くの人に影響を与えているかが見て取れます。