毎年5月の第2日曜日は"母の日"として知られ、感謝の気持ちを込めてカーネーションやプレゼントを贈る日として定着しています。しかし、近年のライフスタイルの多様化により、母の日の過ごし方にも違いが見られます。株式会社フォーイットは、全国の20代から60代までの男女500名を対象に行った調査を通して、母の日についての実態を明らかにしました。
調査概要
今回の母の日に関する調査は、全国の男女を対象に行われ、特に重要なデータを得ることができました。調査はネットリサーチ方式で実施され、以下のような質問がされました。
- - 贈る側: 「母の日は毎年なにかしらしていますか?」
- - 贈られる側: 「母の日は毎年なにかしらしてもらっていますか?」
調査の結果、贈る側では「毎年かかさずしている」と回答したのは全体の32.2%でした。ここで特筆すべきは、近年は若い世代が母の日に興味を示さない傾向があるという点です。具体的には、20代の17.8%が「何かしたことはない」と回答しています。
贈られる側の調査結果も興味深いもので、最も多かった回答は「毎年やってもらっている」で28.2%を占めていました。一方で「やってもらったことはない」が28.0%を占めており、世代間での認識の違いが表れています。
年代による違い
年代別での分析では、ホットなデータが浮き彫りになりました。贈る側において、特に40代と50代が高い実施率を見せており、50代では42%もの人々が"毎年かならずしている"と回答しています。この現象は、親世代への感謝の気持ちが強く、さらに社会的にも経済的にも余裕がある世代であることが影響していると考えられます。
逆に20代では「時々している」や「何かしたことはない」との結果が目立ち、母の日の習慣化が進んでいない状況が示されています。贈られる側も同様に、60代以上の高い割合(38%)は、子どもが社会人として独立し、母の日に対する意識や行動が高まったことが影響していると思われます。
ライフステージの影響
既婚者と未婚者の比較からも、興味深い結果が得られました。贈る側では、既婚者が41.1%に対して未婚者は約2倍の34%が「何かしたことはない」と回答しています。これは、家庭を持つことで家族行事への意識が高まるため、母の日への関連性が強くなるからです。
職業別の違いも明らかになりました。会社員や公務員は、年々高い実施率を示しており、特に「毎年かならずしている」との回答は37.6%に達しました。これに対し、学生層や無職層は48.7%が「何かしたことはない」と答えており、経済的自由度や生活スタイルが行動に大きく影響していることが分かります。
母の日の意義と未来
この調査からは、母の日が年齢やライフスタイルによって異なる実施状況を持つことが浮き彫りになりました。家族や仕事、経済的事情が絡む母の日の祝い方は、今後どのように変化していくのでしょうか。母親への感謝の気持ちをどのように表すかは、個々の暮らしや価値観によって多様化していくはずです。
今後も母の日を迎える際に、アンケート結果を参考にし、自分なりの感謝の形を考えてみるのも良いかもしれません。感謝を方式にとらわれず、自由に表現することが重要だと感じます。