野菜育成体験
2025-07-25 10:47:47

野菜を自分で育てて作る、体験型料理教室の魅力

野菜を自分で育てて作る、体験型料理教室



カゴメ、ヤンマーマルシェ、タキイ種苗の3社が共同で実施した「農園の料理教室」が、2023年7月19日に大阪の長居公園内にある農業体験施設「長居わくわくファーム」で開催されました。このイベントは、子どもたち自身が育てた夏野菜を使って、実際に料理を作ることで、食と農への理解を深めることを目的としています。

自分の手で育てた食材で料理体験


4月に行われた野菜の植え付けイベントから約3か月。参加した9組の家族(計24名)は、再び農園に集まり、自分たちが愛情を込めて育てた野菜の収穫に挑みました。この日は、カゴメのコーポレートシェフ、藤原氏の指導のもと、夏野菜350gを使った「ラタトゥイユのリゾット」を作成しました。

野菜の収穫と料理教室の流れ


参加者に対して、まずカゴメ社員が「野菜をおいしく食べよう」という話を行い、タキイ種苗の社員が収穫方法を説明しました。子どもたちは、トマトやナスなど収穫する野菜を選びながら、その特徴を学びました。収穫した新鮮な野菜は、すぐに調理教室へ。特設テントで、藤原シェフのデモンストレーションに沿って、子どもたちは自らの手でラタトゥイユを作り始めました。

ラタトゥイユ作りの魅力


フランスのニースに伝わる郷土料理「ラタトゥイユ」は、野菜本来の甘みや旨味を引き出す調理法が特徴です。シェフは、野菜をじっくり炒めることで味を深めるコツを伝授し、参加者はその手法を実践。子どもたちは、収穫したトマトを使ってベースとなるソースを作り、料理の楽しさを実感しました。仕上げは、炊きたてのご飯を加え、鮮やかで美味しそうなリゾットが完成!

参加した子どもたちは、自分の手で育てた野菜を使って作った料理を味わい、「美味しい!」と笑顔を見せていました。特に、野菜が苦手だったという10歳の女の子も「自分で作ると美味しい!」と驚きの声を上げ、全て完食した様子が印象的でした。

大切な体験を通じた食育の重要性


このイベントは、「野菜をとろうキャンペーン」の一環で、幼少期からの食育をとても大切にしています。日本全国では野菜摂取が不足していると言われていますが、このように体験を通じて野菜への理解を深めることで、将来的に野菜好きの子どもたちを育てていくことが大いに期待されます。

今回の料理教室を通じて、子どもたちが楽しく野菜の栽培や料理に触れる機会を得たことで、食への関心が高まることを願っています。これからも、食育の活動が多くの子供たちに届き、野菜を愛する未来を築いていきたいですね。


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