大クスの館誕生
2025-09-24 11:58:37

大東市に新たな観光拠点「大クスの館」が誕生!歴史を感じる休憩スポット

大クスの館が高まる地域の魅力を発信



大阪と奈良を結ぶ歴史沿いの地、古堤街道に新たな休憩スポット「大クスの館」がオープンしました。この施設の完成は、地域の歴史や文化の保存、さらに観光客の誘致を目的とした大東市の新たな取り組みです。2027年10月5日(日)に行われる完成式では、多種多様な催し物が用意されており、地域の魅力をじっくりと味わえるチャンスです。

大クスの館の特長


「大クスの館」は、単なる休憩所としてだけでなく、平野屋新田会所の歴史を学ぶ重要な拠点となっています。休憩所には、令和3年まで存在した平野屋新田会所跡近くの大クスの木をモニュメントとして展示しています。この大クスは、高さ20メートル以上、幹の周りは約5メートルという巨木で、その迫力は訪れた人々を魅了します。

さらに、館内には平野屋新田会所に関する歴史を学べる案内板が設置されており、観光客や地域の人々にとって貴重な情報源となるでしょう。特に平野屋新田会所は、江戸時代に大坂の商人が管理運営していた施設で、年貢の集積や住民の管理などに利用されていました。歴史が息づく場所に、このような休憩所が加わったことは意義深いことです。

完成式の詳細


完成式は、大東市立泉公園で行われ、午前10時から11時の予定です。式では、関係者の挨拶や「大クスの館」のお披露目が行われる他、地域の伝統文化を代表する谷川地車保存会の太鼓演奏が予定されています。さらに、平野屋新田会所市民サポーターによる歴史紹介や古い写真の展示も実施され、訪れる人々に多くの情報を提供します。

この新たな拠点は、ただの休憩所を超えて、地域の人々に愛される憩いの場となり、大東市の魅力を発信する重要な場所となることが期待されています。

古堤街道の歴史


古堤街道は、大阪の京橋から始まり、寝屋川の堤防上を東へ進みつつ河内平野を越えて奈良に向かう、長い歴史を持つ街道です。街道沿いには諸福天満宮や御供田八幡神社などの文化財が点在し、地域の歴史を感じることができます。この古道は、交通や経済においても重要な役割を果たし、多くの人々が往来していました。

江戸時代には、周辺の土地が開発され、今日の大東市の基盤が築かれました。そうした歴史を学ぶことができる「大クスの館」を訪れれば、地域の魅力を再発見することができるでしょう。ぜひこの機会に大東市を訪れ、豊かな歴史に触れてみてはいかがでしょうか。


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