介護家族のための新たなインパクトIPO実現への道

笑美面のインパクトIPO実現への歩み

医療や介護の環境が日々変化する中、大阪市に本社を構える株式会社笑美面は、「インパクトIPO」という新たな挑戦への歩みを続けています。この度、同社の取り組みが、書籍『意図をもつ金融：インパクトファイナンスのすべて』に取り上げられることとなりました。この書籍は2025年5月21日に発行され、インパクト投資の重要性や実践事例を紹介しています。

インパクトファイナンスとは何か？

インパクトファイナンスは、企業やプロジェクトが環境や社会、経済に与える影響を考慮し、その良い影響を最大化、悪い影響を最小化することを目的とする金融活動です。著者のインパクト志向金融宣言の手法を通じて、社会的な意義が深い取り組みが広がりを見せています。

この新しい金融の形は、特に介護業界においては、より顕著な影響を持ちます。高齢者やその家族が直面する課題は、ますます多様化しています。その中で、笑美面は介護家族が安心してシニアホームを選べるようサポートし、介護負担を軽減することを目指しています。

笑美面の取り組みとその成果

本書では、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ（CMV）による支援が具体的に取り上げられています。CMVは、インパクト投資を推進する企業として、笑美面の成長を支えてきた存在です。この協力により、笑美面は「インパクトIPO」の実現に向けた道をひた走っています。

笑美面は、2019年からCMVとの関係を築き、missionやvisionに基づいた事業計画の重要性を再確認し、これを実現するためのIMM（インパクト・メジャメント＆マネジメント）の手法を取り入れています。これにより、企業全体の活性化とともに、持続可能な社会の実現への道筋を描くことに成功しています。

未来へのビジョン

笑美面の代表取締役社長、榎並将志氏は、インパクト企業としての歩みを通して、介護家族が直面する問題を真剣に捉え、持続可能な解決策を追い求めることの重要性を力説しています。彼は、「企業全体にとって大きな良い影響をもたらすことができ、実現に向けた道を示すことが必要である」と述べています。

笑美面は、シニアホーム紹介事業を通じて、介護負担の軽減と高齢者が笑顔で過ごせる社会の実現を目指し、今後もその歩みを続けていきます。同社の取り組みがより多くの人々に知られることで、介護業界全体の意識が高まり、多くの家族をサポートすることが期待されます。