「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト」入賞作品展
大阪市中央区のOsaka Metro本町ビルにて、公益財団法人どうぶつ基金が主催する「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト」の入賞作品展が開催されています。この展覧会は、全国の犬や猫の殺処分ゼロを目指す活動の一環として、毎年多くの応募作品が寄せられます。
コンテストの目的
「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト」は、2010年にスタートし、殺処分から救われた命の素晴らしさを広く知らしめることを目的としています。応募要件は、殺処分を逃れた犬や猫で、街で保護されたり、行政やボランティアから譲渡されたペットたちがモデルになっています。これにより、動物たちがどのように人々の生活に寄り添い、共に生きているのかを伝える重要な役割を果たしています。
今年の受賞作品
16回目を迎える今年のコンテストには、なんと1,405点の応募があり、多くの感動的なストーリーが生まれました。入賞作品には、2025年度環境大臣賞や大阪府知事賞、さらには審査員特別賞などがあります。展示される作品は、受賞および入選した31点で、それぞれが持つ心温まる物語を観覧者に伝えます。
今年選ばれた一例として、環境大臣賞受賞作品「百獣の王のような立ち姿」や、大阪府知事賞受賞の「早く逢いたい!!」など、様々な視点から捉えた作品が並び、来場者の心を惹きつけています。
開催情報
この特別な作品展は、2025年11月7日(金)から8日(土)までの2日間、Osaka Metro本町ビルのエントランスで行われています。入場は無料で、時間は午前10時から午後7時まで、最終日は午後5時までとなっており、お仕事帰りにも立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
また、会場ではオリジナルグッズの販売も行われているため、ぜひお買い物ついでに足を運んでみてはいかがでしょうか。動物たちの命を守るための取り組みを知る貴重な機会になっており、来場者にとっても学びの場となることでしょう。
どうぶつ基金の活動
公益財団法人どうぶつ基金は、1988年に設立された非営利団体で、動物愛護に関する様々な活動を行っています。例えば、飼い主のいない猫に対する無料不妊手術「さくらねこTNR」や、犬・猫の多頭飼育崩壊に対する支援、さらには里親探しのサポートなど、多岐にわたる活動で動物たちの命を救っています。
「さくらねこTNR」は、不妊手術を施し、その後元の場所に戻すことで繁殖を防ぐ活動です。これにより、地域での問題を解決するだけでなく、動物たちが一生を全うできる環境を整えることを目指しています。また、寄付によって支えられる活動であり、地域の皆様の協力なくしては成り立たないものです。
結びに
「いのちつないだワンニャン写真・動画コンテスト」の入賞作品展は、命の大切さや、動物と人間の絆を再認識する素晴らしい機会です。皆様もぜひ足を運んで、盛りだくさんの感動を体験してみてください。動物たちの未来を共に考える一歩を踏み出しましょう!