阪神・淡路大震災からの教訓を次世代へつなぐ特番「つなげたい記憶」放送予定

阪神・淡路大震災から30年、特別番組「つなげたい記憶」のご案内

2025年1月17日、阪神・淡路大震災から30年を迎え、この重要な節目にJ:COMが特別番組「つなげたい記憶」を放送します。本番組は、震災による教訓や記憶を次世代に伝えることを目的としており、午前5時30分から午後10時まで、長時間にわたって放送されます。特に目を引くのは、未公開映像や地域住民の声を通じて、あの日の出来事や復興の歩みを深く掘り下げることです。

特番の概要と配信内容

阪神・淡路大震災を知らない方々や関西地域以外の方々にとっても、重要な教訓の宝庫となる本番組。J:COMは、震災の教訓に基づく防災・減災情報を地域に根差して発信し続けており、特別編成として延べ10時間の放送と16時間半の配信が行われます。具体的には、以下のプログラムが予定されています：

- 追悼式典の生中継（全2回）
- 語り部の声のアーカイブ（2話）
- 関西地域の防災・減災の取り組み紹介
- 今昔の神戸を振り返る特集（2話）
- 未公開映像からの教訓
- 甲南大学と芦屋市の共同制作による作品紹介

これらのプログラムを通じて、視聴者は震災の記憶とその重要性に触れることができるでしょう。

震災アーカイブの取り組み

本番組に連動して、震災の記録と教訓を未来に伝えるための特設サイトも開設され、「未来へつなぐ語り部の声～阪神・淡路大震災編～」として1月8日から公開されます。霊的な伝承活動を重視するJ:COMは、震災アーカイブを通じて、被災者の声や経験を集め、記録として残す取り組みを受け継いでいます。

この活動の一環として、当時1歳半のお子様を失った高井千珠さんによる貴重なお話が紹介され、震災からの30年間の思いを次世代に伝えるメッセージが発信されます。

視聴方法と体験

放送はJ:COMチャンネルで、デジタル11chにて行われます。関西以外の地域にいる方々は、YouTubeや地域情報アプリ「ど・ろーかる」を通じて生配信を楽しむことができます。

特別番組「つなげたい記憶」は、未公開映像やインタビューなどを通じて、震災の悲劇と教訓を深く考えながら、地域共同体の未来に貢献する一助となることを目指しています。これを機に、震災の歴史を振り返り、安心で安全な地域社会の実現に向けた取り組みに目を向けてみてはいかがでしょうか。

詳細については、J:COMの公式サイトをご覧ください。特番がどのように放送されるのか、興味深い内容が盛りだくさんです。