WOWOWの蓮尾美沙希と沼田彰彦、音響技術部門優秀賞を受賞
先日、WOWOWの技術センターに所属する蓮尾美沙希さんと、WOWOWエンタテインメントの沼田彰彦さんが「JPPA AWARDS 2026」の音響技術部門にて優秀賞を受賞しました。この賞は、一般社団法人日本ポストプロダクション協会が主催するもので、映像作品における音響技術の優れた成果に対して贈られる栄誉です。彼らが受賞した作品は、WOWOW配給の映画『劇場版 JAZZ NOT ONLY JAZZ』です。
受賞作品について
受賞の対象となった『劇場版 JAZZ NOT ONLY JAZZ』は、Dolby Atmos技術を活用し、映画とライブの臨場感を融合させた音響表現で、多くの注目を集めています。この作品は、ドラマー石若駿氏率いるバンドのライブを元に制作され、様々なゲストとのセッションが特徴です。昨年は、WOWOWの別メンバーがJPPA AWARDS 2025でグランプリを受賞しており、2年連続の受賞となります。
受賞理由
受賞理由としては、まずイマーシブオーディオにおける『高さ、エレベーション』の要素が重要視されたことが挙げられました。本作品は高い技術力で、観客が空間を感じられるような仕上がりになっており、その点が高く評価されました。また、迫力を持ちながらも自然な響きを損なわないミックス技術は、今後の音楽イマーシブミックスの基準となる可能性を秘めています。このような評価を背に、今後も音響技術の発展が期待されています。
蓮尾美沙希さんのコメント
受賞を受けて、蓮尾さんは心からの感謝を述べるとともに、本作品が持つライブの熱気やホール全体を包み込む空気感を表現することに挑んだ意義を強調しました。Dolby Atmosを活用し、録音からミキシング、ダビングまでを一貫して取り組んだ結果、各楽器の位置感や演奏のディテールがしっかりと伝わる仕上がりになったとのこと。作品に関わった全ての方々への感謝を表明し、今後も精力的に作品作りに邁進することを誓いました。
『劇場版 JAZZ NOT ONLY JAZZ』について
この映画は、2024年6月21日に東京・NHKホールで行われた、一夜限りのライブイベントの模様を収めています。若き天才ドラマーの石若駿氏が結成したバンドとともに、アイナ・ジ・エンドや上原ひろみ、大橋トリオなど多彩なゲストと共に繰り広げられたセッションは、ジャンルも世代も超えた熱いパフォーマンスが展開されました。チケットは即日完売となり、多くの人々がその名を記憶に刻んだ伝説の夜となりました。
映画の見どころ
『劇場版 JAZZ NOT ONLY JAZZ』は、ただの記録映像ではなく、Dolby Atmos技術を駆使することで、あの特別な夜の臨場感を新たな形で提供しています。スクリーンに映し出されるカメラワークや音響は、会場では体験できなかった新たな視点を提示します。この作品は、音楽の生の魅力を超えた体験を観客にもたらすことでしょう。
公式サイトでは、さらなる情報や上映日程についても紹介されています。音楽ファン、映像ファンともに、ぜひこの機会に劇場での体験をお楽しみください。受賞を果たした技術者たちの精巧な仕事が、どのようにこの作品に結実したのかを、劇場でご体感いただきたいと思います。